大相撲九州場所も12日目を終えて残り3日。
優勝争いは両横綱と関脇安青錦の3力士に絞られた。
途中までは大の里が圧倒する内容で全勝をキープしたが、宇良戦でリズムを崩され、玉鷲戦で完全におかしくなり、10日目11日目と連敗。
昨日12日目は良い相撲だったが、優勝争いはわからなくなった。
豊昇龍は序盤で2敗を喫し、今場所もダメかと思われたが、その後挽回。
ついに大の里に追いついた。
これに関脇安青錦が独特な、低くしぶとく責める相撲で2敗で並ぶ。
この3力士が残る3日間で総当たりとなるので、賜杯が誰の手に渡るかわからない。
それにしても安青錦のここまでの星はすごい。
十両に上がって以降ここまで7場所、全て二桁勝利。
12勝の壁が気にはなるが、まだ21歳。
怪我をせずに精進すれば地位は後から付いてくるって感じだ。
大の里は、崩れたとは言え3力士の中では最も安定している。
両手をきちんとついての立ち合いは気持ちが良い。
どこからでもかかってこい・・・という雰囲気で横綱としての風格がある。
比べるのは申し訳ないが、豊昇龍のそれは大の里と真逆だ。
立ち合い、なかなか手をつかない。
一瞬だけついて、ダッシュする立ち合いだ。
それだけに思うようにいかなくなると脆い。
しかし勝つときは勢いを感じさせる勝ち方となる。
7日目以降は、これではいけないと思ったのか気合が入りまくっている。
そのせいでダメ押しやら、相撲が荒くなっているようにも見える。
しかし、これが豊昇龍の相撲、特徴なのだ。
横綱在位5場所目だが、優勝がなく休場も2回。
今場所は何が何でも優勝したい。
序盤で2敗した時点で今場所も駄目と思った人は多いだろう。
しかし相手が勝手に転んできたとは言え、優勝のチャンスが舞い込んできた。
まだ大の里には相性が良いし、チャンスが巡ってきた訳だ。
今場所優勝しなければ、いつするんだという状況。
大の里は益々これから強くなる。
安青錦も追いついてきた。
義ノ富士も大器ぶりを見せている。
高安戦のダメ押しについて審判部から注意を受け、またもや世間のひんしゅくを買っているが、豊昇龍らしいと言えば豊昇龍らしいとも言える。
その気合がなければ豊昇龍として成り立たないのも事実。
今場所は大目に見てもいいかなって私は思っている。
1回でも優勝すれば、そこも良い方向に変わってくると思いたい。
なので、応援の意味も含めて、今場所は豊昇龍の優勝ということでこの投稿を〆る。