青の関学、赤の日大。
青と赤の決戦の時代が懐かしい。
甲子園ボウルが来週の日曜日に開催される。
昔は関西と関東の東西対決で学生王者を争った甲子園ボウル。
幾度も細かい運用変更が行われ、昨年から現在のスタイルになった。
その結果、東西対決以外に西日本同士、東日本同士の対決もあり得るようになった。
昨年は立命館と法政が決勝戦の甲子園ボウルで対戦して東西対決が保たれたが、今年は東日本の大学が準決勝までに全て敗れ、甲子園ボウルは立命館対関学となり、史上初めて西日本同士の対戦となることが決まった。
甲子園ボウルは冒頭に書いたように、関学と日大の対決の歴史だった。
両校の甲子園ボウルでの対戦成績は日大の17勝11敗2分。
最後は2020年で関学が日大に勝った。
1980年代までは日大が強く、カリスマと言われた篠竹監督の元、ショットガンは圧倒的な攻撃力を誇っており、関学は分が悪かった。
しかし関学は今も強さを維持しているが、日大は様々な問題により廃部に至り、今は生まれ変わって、新制チームにより再建途上と明暗が分かれている。
90年代以降関西リーグは、京都大、立命館、関大などが台頭。
関学1強から群雄割拠の時代になったことで、リーグ全体のレベルが向上。
ち密な作戦と守備力向上が顕著になり、そうでないとリーグ戦を勝ち抜けなくなった。
パワーに頼る関東勢が関西勢に勝てなくなったのはそのあたりが原因だと思う。
事実、90年代以降は、圧倒的に関西代表が甲子園ボウルを制するようになった。
1991年から昨年迄の甲子園ボウルは西29勝、東5勝、引分1回。
この数字は異常といって良いほどだ。
見ると、ほんとうに面白いアメリカンフットボール。
確かに細かいルールは覚えるのも大変だが、そこまで覚える必要はない。
以下のことさえ知ってたら十分に見て楽しめるスポーツだ。
・攻撃と守備とが明確に分かれる。
・攻撃は4回連続で行える。
・攻撃はラン(走る)とパス(投げる)の方法がある。
・4回の中で10ヤード進めば、その時点から、新たに4回攻撃が出来て、
これをファーストダウンと言う。
・それを繰り返しながら、相手チームのエンドゾーンにボールを持ち込むことが
出来ればタッチダウンとなって点が入る。
・但し、4回攻撃中に10ヤード進めなければ、攻守交替となってしまう。
・また、攻撃側が投げたパスを守備側が受けたり、ラン中(ボールを持って走る)に
タックルなどでボールをファンブルし、転がったボールを守備側が確保した場合、
4回の攻撃の途中であっても、攻守交替となる。
アメリカンフットボールの本場アメリカでは、年が明けてポストシーズンが始まり、2月に行われる全米最大の盛上りを見せるスーパーボウルを目指す戦いが始まる。
その魅力にはまる人も多いのではないか。