影無茶のスポーツトゥエンティフォー・セブン

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一夜明けて、箱根駅伝を振り返る 結局青山学院の強さばかりが際立った

本日も箱根駅伝について。

ここ最近は毎年そうだが、戦前は青山学院が絶対的ではないという声があがる。

しかし結果は見ての通りだ。

往路、復路、総合、全てが大会新記録での圧勝。

しかも出遅れ、大逆転、クルージングとバラエティに富んだ展開だったにもかかわらずだ。

なぜこれほど強いのか。

他校と何がそれほど違うのか。

もうこれは、前回の投稿でも書いたが、結局は練習内容の違いとなるのだろう。

青学は20キロをコンスタントに走れる選手の層が厚い。

箱根は10人で襷をつなぐが、大きなウィークポイントとなる選手はいない。

それが青学の強さ。

では何故他の伝統校でそれが出来ないのか。

いみじくも駒大藤田監督が語っていたが、箱根だけを目標にした練習を積むのは難しい。

即ち、選手には適性があり、長距離に特化した練習をすれば個性を殺してしまう・・・

という事なのだろう。

しかし目指しているのは箱根駅伝総合優勝。

であるならば、打倒青学には少なくとも20キロを無理なく走れる選手を10人以上揃えることが必要になる。

11時間台で優勝が決まっていた頃なら、適正に合わせた練習でも問題なかったと思う。

だが、今回の優勝タイムは10時間40分を切る超高速タイム。

長距離適正と共にスピードも要求される時代になってしまったのだ。

にしても、今回の青学は本当に強かった。

往路で後続に差をつけて、復路はクルージング出来る年も強いっちゃ強いが、今年は往路で窮地に陥ったのに、結果はご覧の通りというので、違った強さを見せつられた。

確かに1区は誤算だっただろう。

小河原選手は急遽のエントリー変更(大晦日に言われた)だったようだが、昨年10区を区間1位で駆け抜けただけに、大きな問題はないと思われた。

ところが、スタート前、解説陣がこぞってスローペースになると予想していたのに対し、中央大が飛び出して早いペースに。

今日になってニュースで取り上げられているが、スタート前、小河原は何かの拍子にサングラスが吹っ飛んで、そのシーンが中継に映し出された。

見ててちょっと嫌な予感が走った。

こういう嫌なハプニングは選手の気持ちに波風を立てる。

レース開始時の小河原を見ると、サングラスがない。

ああ~壊れたんやな・・・と思った。

それが影響していたかどうかはわからないが、小河原は先頭集団についていくが、途中で遅れだし結果は16位。

トップ國學院とは1分19秒の差をつけられた。

サングラスが壊れたのはこの結果を暗示していた・・・と言えばオカルト過ぎるか。

2区以降順位は上がっていくが、タイムは縮まらず、5区中継所の時点では3分24秒の差がついていた。

後はご存知通り黒田朝日の驚愕の走りで往路優勝。

各チームの監督をどん底に陥れたのだ。

翌日の復路。

山下りの6区で原監督は1年生ルーキーを起用。

2位早大との差18秒を1分34秒まで広げた。

1年生とは思えない落ち着いたレース運び。

来年以降の山下りも盤石と思える1年生石川選手の登場に、青学の層の厚さを痛感した。

元々大きなリードを取った時の青学の復路は強い。

途中、他大学の選手が快走して差を縮めるが2区と続かない。

結局一度差が詰まっても、また広がってしまう。

こういったタイミングで青学は8区で区間新、9区でも区間1位と安定感抜群の走り。

結局10区も悠々と走り抜け史上初2度目の3連覇を成し遂げたのだ。

ここ12年で実に9度目の優勝。

原監督、選手たちの胴上げで9度宙に舞ったのだ。

さて、来年以降打倒青学には何が必要か。

もっとも大切なのは20キロをコンスタントに走れる選手を一人でも多く育成する事。

そして山登り、山下りのスペシャリストを作る。

次にコンディショニング。

そして区間の選手配置。

結果として往路で最低でも2分以上2位以下に差をつけて優勝できること。

机上の空論と言われそうだが、青学に勝つためにはこれは最低限必要だろう。

来年は果たしてどのような勢力図が出来上がるのか。

 

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