今年ようやく2度目のジャイアンツネタです。
いよいよオープン戦が始まるプロ野球。
ストーブリーグでは完全に主役の座を他球団に明け渡したジャイアンツ。
ここ数年ではもっとも困難なリーグ戦になることは必至の情勢です。
それでも物ごころついた時からどんな時も応援し続けてきたジャイアンツ。
今年も応援する気持ちは全国ジャイアンツファンと同じです。
昨年は苦しみながら経験の差とでも申しましょうか。
この試合負ければ首位陥落と追い込まれたこと数度。
その全てを乗り切ってペナント制覇した今までにない粘りのジャイアンツにはほんと感激しました。
しかし、他球団の戦力アップが目立つ中、今年も昨年のような戦いで優勝出来る程甘くはありません。
ルーキー達を計算に入れるわけにはいきません。
FAなどの補強はほころびかけたピースを補修するには十分ですが、エポックな働きを期待する訳にはいきません。
結局現有戦力のレベルアップが優勝争いをするためには必須条件です。
毎年期待されながらなかなか覚醒しない大田泰示の評判がすこぶるいいようです。
今日も練習試合とは言え4番で5打数2安打と結果を残しました。
まあ、本当に覚醒したかどうかは公式戦が始まらないと正直なところ何とも言えません。
オープン戦でなんぼ打っても公式戦で打てなければ全く意味がありません。
ドラ1岡本の刺激はプラス材料ですがいずれにしても大田泰示勝負の年です。
スコット鉄太朗を解散して先発転向予定の西村健太朗。
お家の事情もあって2012年からブルペンに回り、優勝に大きく貢献しました。
積み上げたセーブ81は角、クルーンの93に次ぐ81。
ポストシーズンでは良いところを見せられませんでしたが、間違いなく彼がいなかったら優勝にはたどり着かなかったでしょう。
そんな彼が先発に転向。
ローテーションの一角に食い込んで、今度は先発で優勝に貢献してほしいです。
澤村拓一。
貯金を作れない男。
ここまで31勝34敗。
ジャイアンツファンを一番イライラさせた男と言っても過言でなないでしょう。
完ぺきな投球を見せていたかと思うと、どうしようもなく崩れてしまう。
華々しくデビューしましたが、ここ2年は5勝がやっとの状態でした。
今年はついにブルペン転向。
澤村にとっても大きな節目の年となりそうです。
このポイントとなりそうな3人の男達。
3人の内最低一人は成功してほしいです。
この3人が共倒れになれば正直しんどいと言わざるをえません。
可能性の順で行くと澤村>西村>大田といったところでしょうか。
この3人の内2人成功すれば・・・その時は立派に優勝争いを演じているでしょう。
おっと、ここで大物を一人忘れていました。
そう、我らが阿部慎之助。
ファーストコンバートも徐々に板に付き、あとは彼の打棒が爆発するのを待つだけです。
彼が昨年の打撃不振から立ち直って30本塁打以上をマークすれば、前述の3人が失敗したとしてもそれを補って余りあります。
かつて落合GMがドラゴンズの新監督に就任した時、「現有勢力をレベルアップすれば優勝出来る」と言った言葉。
今年のジャイアンツにはその言葉が一番似合いそうです。
大田泰示 (6年間) 103試合192打数41安打 打率.214 本塁打4 打点24