2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧
17日間に及ぶ冬季オリンピックソチ大会が終わった。 成績等々はすでに皆さんよくご存知なので、全くの私見を簡潔に書かせて頂き、ソチ五輪雑感を締めたいと思う。 閉会式でラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が演奏された時は、浅田選手のフリーの演技を思…
フィギュア女子フリースケティングが終わった。 浅田選手の感動的な滑りを別記事にしたのは、以下に書かせて頂くネガティブな内容の記事とは別にしたかったからだ。 最初に記させて頂くが、選手には何の責任もない。 全員がベストの演技を目指して努力を重ね…
浅田のオリンピックが終わった。 先日のSPで考えうる限り最悪の、いや、誰も想像しなかった程のロースコアとなってしまった浅田。 天真爛漫だったジュニア時代から現在に至るまで常に世間の注目を浴び、プレッシャーと戦い続けた浅田選手。 浅田から楽しい…
ちょっと、何を書いても、うまくまとまりそうもなく・・・。 上位3人は素晴らしかった。 ここに浅田、鈴木、村上も絡んで来て欲しかった。 もちろん同情はしないが、責める気ももちろんない。 本人達が一番悔しいのだから。 こうなったらメダルは考えずに、…
インタビューでの葛西の涙が印象的だった。 個人では少しの悔しさを見せながらも喜びの笑顔が見られたインタビューだった。 しかし団体でのメダルは、たとえ色が金色でなくても特別の思いがこみ上げてきたのだ。 解説の原田氏も話していたように、団体はチー…
葛西が執念の銀メダル獲得! オリンピックの大舞台で41歳葛西が、ジャンプという危険と隣り合わせの競技でここまでやれるのは、もう奇跡という言葉も陳腐になるほど超絶的な出来事だ。 ジャンプという競技は実際には飛ぶというより、落ちていく競技だ。 風…
羽生結弦選手おめでとう! バンクーバー以降急成長を遂げた羽生が見事オリンピックという大舞台で金メダルに輝いた。 しかしオリンピックというのは本当に恐ろしい舞台だ。 SPをあれほど完璧に滑り上げた羽生が、明らかにおかしい。 冒頭の4回転サルコー…
ついにこの日がやってきた。 フィギュアシングルの戦いの場。 まずは男子ショートプログラム。 いきなり激震が走る。 皇帝プルシェンコの戦線離脱。 団体でロシア王国復活の為に全力で滑り、仲間を応援し自国に金メダルをもたらす大きな力になった。 そのプ…
ハーフパイプの快挙の後、高梨もきっとこれに続いてメダル、それも一番いい色のメダルを取れるだろうと思っていた。 直前に他国選手の好調さや、自身の「満足いくジャンプが出来ていない」というコメントは報道されていたが、本番直前にマイナス要因が出てく…
大会7日目、弱冠15歳と18歳のコンビが日本勢初のメダルを獲得した。 過去のオリンピックで日本が獲得したメダルは、スケート系、ノルディック系が大半で、それ以外はモーグルで里谷が金と銅、猪谷千春氏がアルペン(回転)で銀となっている。 ここで初…
日本の十八番とも言えるスピードスケート男子500M。 今回も円熟の両エース、加藤、長嶋を揃え、否が応でもメダルの期待が高まった。 しかし加藤は1本目で致命的な躓きで出遅れてしまい、2本目追い上げるも5位。 長嶋も安定した滑りを見せたが、力及ば…
フィギュアスケート団体戦が終わった。 メダルを期待された日本は決勝進出5カ国中5位。 この結果をどう見るかは人それぞれだが、個人的には欧米が非常に強い競技の中、アジア勢の日本が決勝に進んだだけで充分意義があると思っている。 ただ、今回の団体戦…
何と言う清々しいインタビューだったろう。 上村愛子がかみしめながら話すひとつひとつの言葉には、彼女だからこその思いがあふれていた。 掛け値なしの素晴らしい滑りだった。 順位はまたも4位とメダルには届かなかった。 しかし彼女の表情はトリノ、バン…
フィギュア団体戦、日本が決勝進出を決めた。 こうやって結果を見ると、リード兄弟、高橋・木原組の頑張りは大きかった。 この2組の6ポイントがなければどうなっていたかわからない。 欧米が圧倒的に強いフィギュアスケートにあって、アジアからただひとつ…
既に注目競技が始まっているので、なんとなくヘンな感じだが開会式が行われた。 今まで多くの開会式を見たが、個人的には贔屓目なしに東京オリンピックが最高だった。 子供心にあの時は興奮した物だ。 何といっても故古関裕而作曲のオリンピックマーチが秀逸…
ついにソチオリンピックの競技が始まった。 上村愛子選手の予選一発通過の嬉しいニュースと共に、伊藤みき選手が無念の負傷により出場断念という悲しいニュースもあった。 スノーボードスリープスタイルでは日本選手の先陣を切った17歳角野が準決勝で決勝…
バンクーバー五輪の涙のVTRが流れていた。 4年前、フリーの演技でトリプルアクセルを2回決めたにもかかわらず、その他の要素でミスが出て、浅田の言う所の目指す演技が出来なかった。 その悔し涙でインタビューにならなかったあの日。 あれから月日が流…
パトリック・チャンは実に正直な男だ。 と、同時にかなり精神的に追い込まれているのではないか。 よほどグランプリファイナルの敗戦がショックだったらしく、「悪魔が肩にのしかかっているようだ」と話したらしい。 グランプリファイナルでのフリー、羽生は…
スキージャンプ陣がソチ入りし、注目の高梨沙羅選手に海外メディアから質問が集中したとのこと。 無理もない。 今大会で最も金メダルの確率が高いと言われている選手が何と17歳の高校生なのだ。 昨年のシーズンW杯で8勝をあげ総合優勝。 誰もが来年まで…
その昔、札幌オリンピック前年のプレオリンピック大会。 アイスホッケー日本代表は、強豪の西ドイツに勝利した。 あの劇的な勝利は、あっという間にアイスホッケー人気に火をつけた。 翌日私が通っていた中学校では、クラスの男子全員でほうきを持ってアイス…
あれから早や4年が経つ。 バンクーバーオリンピック選手団出国の際、ハーフパイプ代表国母選手の服装の乱れに端を発する大騒動。 当時私は彼への大バッシングにうんざりし、国母を気の毒に思った物だ。 思えば、成田童夢、今井メロなど個性的な選手が多いハ…
今回ソチオリンピックで注目される日本選手は多い。 今日はその中でも多くのファンに愛される上村愛子選手について書かせていただこうと思う。 ご存じのように、彼女は長野五輪で当時高校生として参加し、はつらつとした滑りで7位という優秀な成績を収めた…