既に注目競技が始まっているので、なんとなくヘンな感じだが開会式が行われた。
今まで多くの開会式を見たが、個人的には贔屓目なしに東京オリンピックが最高だった。
子供心にあの時は興奮した物だ。
何といっても故古関裕而作曲のオリンピックマーチが秀逸だった。
あのマーチで更新する選手たちを見て興奮するなという方が無理だろう。
そういう意味において最近の開会式はあまり好きではない。
開会式のハイライトは何といっても選手入場と聖火点灯だ。
これを中心にもっと簡素化しても良いと思うんだが、どうも演出に走る傾向がある。
聖火点灯方式もトーチを直接点火台につけるのではなく、最近は仕掛物が多い。
これもどんどん派手になっていく。
個人的には古いと思われるだろうが、直接聖火にトーチをつけて点火してもらいたい。
どこだったか、アーチェリーで火を飛ばした演出はなかなか良かったが、今は小林幸子もびっくりの大仕掛けだ。
それはさておき、聖火ランナーは毎回誰が務めるのかで盛り上がる。
今回リレーという形をとっていたが、さすがスポーツ大国ロシア。
そうそうたるメンバーが揃っていた。
シャラポワの登場には驚いたが、ロドニナやカレリン、イシンバエワ、カバエワ、トレチャクとなるほどなるほど・・・と感慨深く見ていた。
トレチャクが年をとっていたのには驚いた。
まあ無理もないけど、人間は誰もが年をとる。
なぜブブカが出ないのかと思っていたら、彼は今ウクライナ国籍なんだね。
あとで調べたら、ソチ市内のリレーでは走っていたようで少し安心した。
これからいよいよ聖火が赤々と燃える中での競技となる。
本番開始だ。