影無茶のスポーツ24/7

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格闘技

大相撲秋場所 総括 貴景勝4度目の優勝で九州は綱取り場所か?

少し日が経ったが備忘録として総括的なことを書かせていただく。 大相撲秋場所は大関貴景勝が11勝4敗で今年初場所以来4度目の優勝を飾った。 4敗力士の優勝は15日制になってから僅かに4回目だそうだ。 4敗ともなれば数人が並んで、トーナメント、あ…

大相撲秋場所 13日目終えて熱海富士単独トップ 再びもぐらたたきの状況に戻ってしまうのか

大相撲秋場所12日目が終わった。 前頭15枚目熱海富士が2敗で単独トップ。 これを3敗で大関貴景勝と元大関高安が3敗で追う展開になっている。 ここには霧島も豊昇龍も大栄翔も若元春も琴乃若も朝乃山も阿炎もいない。 なんだこれは。 上に掲げた力士の…

令和5年大相撲秋場所 プレビュー 優勝争いは混沌

暦の上ではとっくに秋。 それがどうだ今年の暑さは。 9月も半ばに差し掛かるというのに未だ夏日が続く。 暦で場所を表す大相撲。 年六場所の大相撲は当然ながら秋場所。 夏場所の方が風薫ると言われるだけあってしのぎやすい。 私は秋場所は長くて暑い夏巡…

モンスター井上尚弥 最強の敵スティーブン・フルトンを粉砕 年内にも2階級4団体統一へ

ついにこの日がやってきた。 バンタム級で4団体統一を成し遂げた井上尚弥。 即座に全てのベルトを返上し、1階級上のスーパーバンタムに転向。 当初フェザー転向が噂されたWBC・WBO2団体王者のスティーブン・フルトンが井上の挑戦を受ける決断。 転…

井上尚弥 新章始まる

いよいよ今日だ。 井上尚弥の新章が始まる。 計量の様子を見たが確かにフルトン大きい。 しかしフェザーの選手が苦労して減量したような身体に見える。 対する井上の身体はこのスーパーバンタムがベストの階級のようだ。 仕上がり切った肉体。 みなぎるオー…

大相撲名古屋場所 優勝は豊昇龍 大関争いもひとり勝ち 大栄翔、若元春は二桁届かず一から出直し

大相撲名古屋場所が終った。 結果はご存知の通り3関脇による大関サバイバルレースからひとり抜け出した豊昇龍が優勝決定戦を制し賜杯と大関を手中に収めた。 残る大栄翔と若元春はまさかの9勝止まり。 この成績と相撲内容では大関とりは両力士とも来場所1…

大相撲名古屋場所 中盤を終えて 大関目指す3関脇    豊昇龍・大栄翔・若元春の成績は

大相撲名古屋場所もいよいよ中盤戦を通過。 優勝争いは平幕錦木と北勝富士が1敗で並走。 2敗で豊昇龍、大栄翔、遠藤が追う展開となっている。 横綱照ノ富士、大関貴景勝が休場、新大関霧島も途中から出場しているが精彩は無い。 残り5日間で星の潰しあい…

大相撲名古屋場所 序盤を終えて 大関目指す豊昇龍・大栄翔・若元春の成績は

大相撲名古屋場所も序盤5日間が終わった。 横綱照ノ富士が休場、新大関霧島も状態不十分で大関を目指す3関脇がやはり主役。 大関昇進には平幕相手の序盤5日間は全勝で通過して欲しいところだ。 だがそうはならずここまでの成績は以下の通りとなった。 豊…

大相撲名古屋場所 大関目指す豊昇龍・大栄翔・若元春 初日2日目連勝で終える

大相撲名古屋場所が面白い! 大関を目指す3関脇の存在ももちろんだが、活きの3力士も元気溌剌。 この6力士は初日から2連勝だ。 これ以外にも舞の海氏が横綱間違いないという琴の若、阿炎の両小結。 照ノ富士に勝った錦木。 忘れちゃいけない朝乃山。 北…

大相撲名古屋場所 大関目指す3関脇豊昇龍 大栄翔 若元春の初日の結果

近来稀に見る面白い場所と断言できる大相撲名古屋場所が始まった。 新大関霧島のまさかの休場は驚いた。 ここまで怪我らしい怪我をしてこなかった霧島なので休場は全く想定外。 たいした怪我でないことを祈るのみだ。 さて、注目の3関脇。 大関を目指すため…

迫る大相撲名古屋場所 注目は3関脇による大関争い

横綱照ノ富士の復活優勝で幕を閉じた大相撲夏場所。 早くも名古屋場所が迫ってきた。 新大関霧馬山改め霧島の誕生や朝乃山の上位返り咲き、期待の新入幕伯桜鵬など話題は尽きないが、何と言っても今場所最大の話題は好調3関脇による大関争いだろう。 成績次…

井岡一翔WBC世界王座奪取 いよいよ念願のファン・フランシスコ・エストラーダ戦実現へ 

まず初めに明らかにしておかないといけないが今回試合を見ていない。 ABEMAでのペイパービューだった訳だが、さすがにそこまでは出来なかった。 なので試合経過も他の方のブログやニュース記事を読んだだけだ(^^;) 地上波でボクシングの世界戦を見られる機会…

令和5年大相撲夏場所 横綱照ノ富士復帰場所で8度目の優勝 霧馬山は大関確実

風薫る5月。 大相撲的には1年の内で最も気候が良い時期の開催だ。 暑すぎるのも寒すぎるのも体調万全でない力士には辛い。 そんな夏場所は話題が結構詰まっていた。 1.横綱照ノ富士の4場所ぶりの復帰。 2.関脇霧馬山の大関とり。 3.幕内復帰の朝乃…

大相撲夏場所13日目 朝乃山、照ノ富士に完敗

昨日朝乃山にとって照ノ富士戦は今後を占う大一番と書いたので、 ↓ ↓ kagemucya.hatenablog.com 結果について見解を書かない訳にはいかない。 一部には内容を評価する向きもあるが、はっきりいって完敗だ。 少なくとも気持ちの上で絶対に負けてはいけなかっ…

大相撲夏場所 朝乃山今後を占う大一番 横綱照ノ富士と13日目の今日対戦

大相撲夏場所もいよいよ大詰め。 4場所ぶり復帰の横綱照ノ富士がここまで単独トップ。 満身創痍のはずだが横綱の責任を果たすべく土俵を務めている。 その横綱を追う2敗力士の内のひとり朝乃山。 本当ならもっと早く横綱になってもおかしくない力量を持っ…

ボクシング那須川天心プロデビュー戦 素質は十分だが乗り越えるべき壁がある

ついに那須川天心選手がプロボクサーとしてデビュー戦を迎えた。 Amazonプライムで観戦。 相手は階級がひとつ下だが日本ランキング2位の実力者与那覇勇気選手。 17戦12勝8KOの成績で普通はデビュー戦で戦う相手ではない。 キックボクシングからの転…

令和5年大相撲春場所 史上初の横綱大関不在場所を制したのは関脇霧馬山 

大相撲春場所は私が期待する3力士のひとり霧馬山が逆転で初優勝。大関取りに大きく前進した。霧馬山に注目したのは3年前の春場所で、相撲っぷりを見てビビビときた。その時の衝撃を下記の記事に挙げていた(自慢)。 kagemucya.hatenablog.com 先場所も書…

ボクシングスーパーバンタム級 井上尚弥VSスティーブン・フルトン正式発表! 最大の難敵にどう挑む

野球のWBCが社会現象と化しているが、ボクシングの方も大一番が決定した。 バンタムを統一したモンスター井上尚弥のスーパーバンタム転向初戦の相手が既報の通りWBC・WBO2団体統一王者スティーブン・フルトンと正式に発表されたのだ。 正直な感想…

あのルイス・ネリ WBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦で勝利 井上尚弥との対戦が現実味を帯びてきた

問題児の烙印を押されているルイス・ネリ。 山中慎介氏との戦いにおける2度に渡るダーティな行為で現在日本でリングに上がることは出来ない。 そんなネリだが今回WBCスーパーバンタム級挑戦者決定戦でアザト・ホバニシアンを激闘の末11RTKOで勝利…

井上尚弥の置き土産 バンタム級4団体ベルトの争奪戦が始まる

モンスター井上尚弥がスーパーバンタムに転向して新たな挑戦をはじめた。 それに伴い統一した4団体のベルトを全て返上。 ここに空前のバンタム級のベルト争奪戦が勃発したのだ。 果たして4本のベルトは誰が手にするのか。 現時点の各団体のランキングトッ…

大相撲初場所 大関貴景勝優勝で春場所は綱取り場所に 関脇以下も期待の力士が揃いつつある

3場所続いた平幕優勝で迎えた大相撲初場所。 横綱照ノ富士が2場所連続休場。 昨年秋場所には3人居た大関だったが、その秋場所で御嶽海が陥落。 続く九州場所で正代も陥落。 結局両力士とも大関に戻ってこれなかった。 ひとり大関を務める貴景勝が初場所優…

プロボクシング 井岡一翔 ドローで世界ベルト統一成らず 次戦はエストラーダか中谷潤人か再戦か?

時間が経ってしまったが触れない訳にはいかず今日は大晦日に行われた井岡一翔とジョシュア・フランコのSフライ級統一戦について。 結果は引き分けで両者ベルトの移動は無しという消化不良な結果だったが、ボクシングの面白さを見せてくれた一戦であったこと…

ボクシング モンスター井上尚弥バンタム級4団体統一!          いよいよネクストステージへ

ボクシング3団体世界バンタム級王者井上尚弥。 紆余曲折を経てついにこの日を迎えることとなった。 残るひとつのベルトを保持するWBOチャンピオンポール・バトラーとの統一戦。 4団体統一戦とは言え、両者戦えば圧倒的に井上尚弥が有利とされ、実際にバ…

大相撲九州場所 阿炎休場明けの初優勝 高安またも賜杯届かず

大相撲九州場所が終った。 個人的なネクスト横綱の一人阿炎が休場明けにもかかわらず初優勝。 特に千秋楽は凄かった。 本割で先行する高安に勝ち、優勝決定戦の巴戦では再度高安と大関貴景勝を撃破しての優勝は堂々たるものだ。 コロナ禍時の行動により謹慎…

ボクシング世界ライトフライ級統一戦 寺地拳四朗VS京口紘人 拳四朗2団体統一 5Rは年間最高ラウンドだ

井岡VS八重樫以来10年ぶりの日本人同士の世界タイトルマッチ。 世界ライトフライ級統一戦寺地拳四朗対京口紘人。 両者の対戦は例えて言えば、柔道の阿部一二三VS丸山城志郎。 本来もっと注目されなければならない試合だ。 最近ビッグマッチは地上波で…

アントニオ猪木を偲ぶ

アントニオ猪木が亡くなった。 映像で流れる最近の猪木を見て予感はあったがそれは突然のことだった。 猪木死去のニュースはどの曲でも大きく扱われた。 今朝(10月3日)のワイドショーも大きく時間を割いて扱っていた。 テレビ朝日はあのモハメド・アリ…

大相撲秋場所 玉鷲最年長優勝で2度目の賜杯 大関陣は大関の価値を下げるだけの存在に

大相撲秋場所が終わった。 優勝は平幕の玉鷲。 賜杯を争っていた高安も大関経験者とは言え平幕。 序盤をリードした北勝富士も平幕。 結果も2場所連続で平幕力士が優勝することとなった。 今年になって大関の優勝はゼロだ。 上位陣は横綱照ノ富士が途中休場…

大相撲秋場所 残念な阿炎休場

コロナに振り回された名古屋場所。 本来なら長い夏巡業ですっかり日焼けした力士達がその成果を見せる場所である秋場所。 依然として高い水準で感染者が出ていたこの夏にどれだけの稽古が出来たのか正直わからないが、ひとり横綱が続く今の大相撲は異常であ…

大相撲名古屋場所 逸ノ城初優勝 もぐら叩きはまだ続くのか

大相撲名古屋場所は逸ノ城の初優勝で幕を閉じた。 平成26年新入幕時に旋風を巻き起こし13勝2敗の準優勝。 2大関1横綱を倒し場所後半は連日スポーツ紙の1面を飾る大活躍だった。 当時幕下、十両を各2場所で通過してのこの数字だけに将来を嘱望された…

世界最速KO勝利記録保持者 ゾラニ・テテ2年ぶりの復帰戦で1RKO勝利だが相手めちゃ弱かった

かつて井上尚弥最大の難敵と一部で呼ばれたゾラニ・テテが2年ぶりの試合を1RKOで復帰戦を飾った。 テテが脚光を浴びたのは何と言ってもWBOチャンピオン時代、防衛戦で相手選手を1R僅か11秒、衝撃のノックアウトで勝利した試合。 これが世界戦最…