影無茶のスポーツ24/7

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映画鑑賞記録 東京2020オリンピックSIDE:B 呪われたオリンピック

仕事以外全部趣味

河瀨監督の東京オリンピック記録映画。

先日のSIDE:Aに続いてSIDE:Bを見て来た。

SIDE:Aが選手の目線で描かれていたがSIDE:Bは皆さんご存知の通り、開催までの幾多の困難を描いた記録映画になっている。

東京オリンピックの記録映画なのでやむを得ないのかもしれないが、開催反対派に対する監督の目線はどこか冷たい。

いや、冷たいというより眼中にほとんどないと言って良い。

もちろん反対派の著名人が語る映像もあるが、お飾り程度にしか思えない。

開催に尽力する人々(森元会長やバッハ会長にまで)に対して監督は間違いなく暖かい気持ちを持って映像に記録しているが、反対派に対しては実に素っ気ない。

確かに開催に向けて努力する人々は組織委員会だけでなく、運営に携わる一般のスタッフやボランティアなどが数多く存在したし、結果として報われなかった部分も多いが、あれだけ多くの国民が開催に反対したオリンピックで、バッシングを受けながら成し遂げたのは尊いとは思う。

なのでその努力をフィルムに残すことには否定しない。

しかしコロナ禍や組織委員会、政府、都庁など、最初からごたごたが続き、多くの人が任を解かれるなど、呪われたオリンピックと言っても過言でない東京2020の教訓を後世に正しく伝えたのかと言われたら、私はSIDE:Bに関しては少し違うのではと言いたい。

 

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プロ野球 先週の巨人(6/21~26) 史上最速自力V消滅

両リーグ雑感

セ・リーグはヤクルトが突っ走って独走。

昨年後半の安定した強さから今年は更に勢いを増しており優勝は決定的だ。

阪神が好調を持続しているが苦手チームの克服は今後の鍵となる。

秋山翔吾の広島への入団が電撃的に決まった。

故障してしまったことはあるが大リーグで成功したとは言えない秋山。

西武に戻るのは自身が良しとしなかったんだろう。

ソフトバンクについては金銭で動いたとは思われたくないし、古巣の西武相手に戦いたくなかったと思われる。

別リーグであり、リ・スタートとしては一番の広島という選択になったと考える。

広島は外野がどのポジションもレギュラーと言える選手はいない。

秋山が入ることで競争は熾烈を極める。

問題は故障の回復具合。

額面通りに活躍出来るなら外野の内ひとつのポジションは確実に埋まるのだが・・・。

パリーグはようやくロッテのエンジンがかかってきた。

オリックスも同一リーグの戦いに戻って調子を戻してきた。

これからパリーグは混沌としてくると思われる。

でもって、巨人なんだが、これがもう・・・。

先週の巨人

スコア

6/21 対DeNA   1対3●

6/22 対DeNA   5対4○

6/23 対DeNA   5対7●

6/24 対ヤクルト   6対16●

6/25 対ヤクルト   19対5○

6/26 対ヤクルト

主な打者の成績

丸     23打数8安打  打点3  .348 .286

ウォーカー 28打数13安打 打点4  .464 .305

吉川    23打数5安打  打点0  .217 .292

岡本    24打数10安打 打点10 .417 .257

坂本    18打数5安打  打点2  .278 .289

ポランコ  21打数8安打  打点6  .381 .267

増田陸   18打数5安打  打点1  .278 .291

大城    21打数8安打  打点4  .381 .242

中田     8打数3安打  打点3  .375 .220

中島     7打数2安打  打点1  .286 .237

重信     6打数1安打  打点3  .167 .143

石川     6打数4安打  打点1  .667 .571

湯浅     2打数2安打  打点3 1.000 .111

小林     5打数0安打  打点1  .000 .132

週間チーム打率  227打数77安打  .339 .248

※赤字は今季通算打率

投手成績

6/21先発戸郷        7回 自責点1 2.55

  ブルペン)     2回 自責点

6/22先発メルセデス     4回 自責点4 2.65 

  ブルペン)     5回 自責点

6/23先発赤星()     4回 自責点5 4.93

  ブルペン        5回 自責点

6/24先発菅野()     5回 自責点7 3.18

  ブルペン        3回 自責点

6/25先発シューメーカー()5回1/3 自責点4 3.46

  ブルペン        3回2/3 自責点

6/26先発戸郷        2回2/3 自責点5 2.99

  ブルペン)     5回1/3 自責点

週間先発防御率   28回 自責点26   8.36    3.72

週間ブルペン防御率 24回 自責点17   6.38 4.11

週間投手陣防御率  52回 自責点43 7.44 3.87

※赤字は今季通算防御率

感想

先週は最下位DeNAと首位ヤクルトとの6連戦。

結果は2勝4敗。

内容はとても褒められたものではない。

投手が相手を抑えることが出来なければ、いくら打線が打っても勝てないことを証明するような試合の連続だった。

前から言うように野球は投手を中心とした守りがしっかりしなければ安定した成績を残すことは出来ないのだ。

今の巨人は失策が断トツに多く、チーム防御率もDeNAを僅か0.01上回るだけのリーグ5番目の数字。

しかしDeNAはブルペン防御率が3.16に対して巨人は4.11。

こんな数字ではAクラスも危ないのではないか。

戸郷の中4日先発も肯定できない。

何故この時期に中4日なのだ。

采配や首脳陣批判は極力避けたいが、やろうとしている野球が見えない。

今年巨人は投攻共に若い戦力が多く登場してきた。

こういった若い選手は1日1日成長する。

まだリーグ戦は半分試合が残っている。

赤星、堀田、山崎伊織、増田陸、中山、山瀬、戸田、横川、直江、平内・・・

これらの選手が後半戦で主力選手を脅かす、いや、レギュラーを奪い取るくらいの成長を見せてくれることを期待したい。

大勢は堂々たるレギュラーとして別格扱い。

戸郷は久々の高校出のエース候補として順調に成長中。

と言うことで!

今週は地方球場で中日と2試合、アウェイで広島と3連戦。

投手陣の整備は必須だ。

ではまた来週。

 

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エンゼルス 大谷将平14号3ラン15号3ラン 犠飛含め自己最多1試合8打点

昨年の活躍があまりにもセンセーションだった大谷翔平

今年も当然大きな期待を持ってシーズンを迎えた訳だが今一つ調子に乗れない印象。

個人的には昨年のオールスターのホームラン競争が調子落ちのきっかけと思っているが、どうやら今日の2本塁打でこんどこそ本当に調子は上向くだろう。

映像を見る限り14号も15号もスムーズにバットが出ており力みが感じられない。

それでいて打球の速度も速く飛距離も申し分ない。

エンゼルスはマドン監督が更迭されて、来シーズン大谷の契約がどうなるのか。

おそらくシーズンオフの最大の話題になるだろうが、好条件を勝ち取るためにも、後半戦の活躍は必須だ。

出足好調だったエンゼルスだが悪夢の14連敗を喫してしまう。

現在アメリカン・リーグ西地区2位。

今年は例年と違いポストシーズンに出場できるチームが多い。

出場出来るのは地区優勝3チームと優勝チーム以外の12チームで勝率の高い順番に3チームの合計6チームとなる。

各地区2位の3球団ではなく勝率の上位3球団というところがみそだが、2012年以降の方式では5球団だったのでチャンスは増えたことになる。

6月21日現在エンゼルスは33勝37敗で勝率.471は首位3チーム以外で6番目。

現時点では苦しいが、まだ試合数は半分も消化しておらず開幕の好調さを取り戻せば、エンゼルスとしてもあきらめる状況にはない。

そのためにも投打で大谷の活躍が求められる訳で、今日のいい感じで打てたホームランは、打棒復活の狼煙に思えるのだ。

昨年は投の方で1勝足りずに出来なかった二桁勝利二桁ホームランだが、今年はその達成がエンゼルスポストシーズン進出には最低条件となるだろう。

 

余談だが、現地の実況アナウンサーが大谷のホームラン時に「オオタニサーン!」や「スゴイ!」とか「ドコカニイッテハヲミガク」とか「キュンデース」など日本語で叫ぶのがひとつの話題だが、今回の「イッテラッシャーイ!」は関西ローカルで朝に放送されている「おはよう朝日です」のMCアナとタレントのたむけんが現地に行ってアナウンサーにお願いした文言で、早速披露してくれたという訳だ。

番組では、天気予報や、番組最後などに「今日も元気でいってらっしゃい!」とカメラに向かって呼びかけるのだが、その一部の実況をお願いしたところ引き受けてくれたそうだ。

ホームランの打球に向かって放つ言葉としてもなかなかマッチしているとは思う。

明日以降の大谷の投打の活躍に期待が高まる。


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プロ野球 先週の巨人(6/17~18) 巨人交流戦明け3連戦負け越し ヤクルト早くもマジック点灯か

両リーグ雑感

オリックスの山本投手がノーノーを達成。

今季これで4人目(佐々木投手の完全試合含む)。

中日の大野投手も記録には残らないが10回2死までパーフェクト。

まだペナントは折り返し点。

まだ後を追う投手が出てきそうな雰囲気が漂っている。

全体的にチーム防御率が例年より低い。

特にパリーグにその傾向が顕著で、今日現在日本ハム以外が全て2点台のチーム防御率というのは驚きだ。

これを考察すると、パリーグのチーム力が全体的に落ちてきて、絶対的なエース以外でも相手打線を抑えられるようになっていると考える。

過渡期を迎えるチームが多いんだろう。

それがここ2年セリーグの巻き返しに表れているのではないか。

セ・リーグはヤクルトが完全に独走態勢。

6月の成績が14戦12勝2敗には恐れ入る。

史上最速、6月でマジック点灯も有り得るらしい。

交流戦で波に乗った阪神も6月14戦11勝3敗。

とうとう3位まで上がってきた。

大山に佐藤輝が打ちまくり、元々良い投手陣は相変わらず堅実。

これはこのまま行きそうだなあ。

ヤクルトも阪神もチーム防御率が2点台。

やはり投手が良いチームは強い。

打撃力より投手力

これに守備力が加われば鬼に金棒なのだ。

それとどちらも監督と選手の年齢が比較的近い。

二人の性格は違うと思うが、特にヤクルトの場合はチームのまとまりにつながっているように感じる。

先週の巨人

スコア

6/17 対中日 0対2 ● 

6/18 対中日 3対4 ●

6/19 対中日 5対3 ○

主な打者の成績

吉川    13打数3安打 打点0 .231 .300

ウォーカー 11打数1安打 打点0 .091 .285

坂本    10打数4安打 打点2 .400 .290

岡本    11打数3安打 打点1 .273 .242

丸     14打数3安打 打点0 .214 .280

ポランコ  10打数3安打 打点0 .300 .257

大城     5打数1安打 打点2 .200 .221

小林     5打数0安打 打点0 .000 .143

増田陸    7打数2安打 打点2 .286 .295

中田     3打数0安打 打点0 .000 .209

週間チーム打率 100打数21安打 .210 .239 

※赤字は今季通算打率

投手成績

6/17先発菅野        7回   自責点0 2.49 

  ブルペン(負)     1回   自責点2 

6/18先発アンドリース    0回1/3  自責点1 2.31

  ブルペン(負)     7回2/3  自責点3 

6/19先発シューメーカー(勝)7回   自責点1 3.17

  ブルペン        2回   自責点

週間先発防御率   14回1/3 自責点2 1.26   3.39

週間ブルペン防御率 10回2/3 自責点7 5.91 3.87

週間投手陣防御率  25回0/0 自責点9 3.24 3.56

感想

交流戦8勝10敗。

先週菅野は19日でないと登録できないので云々と書いたが、何と特例2022によって17日選手登録、即先発となったが、敗戦。

この試合は勝たなければならなかった。

2戦目のアンドリースは試合開始直後に怪我で降板、ブルペンも踏ん張ったが敗戦。

3戦目シューメーカーの粘投でようやく勝利。

結果1勝2敗のスタートとなった。

ヤクルトと阪神が絶好調なだけに、ここで踏ん張らないと3位も危ない。

この戦力で優勝できないのはおかしいという評論家もいるが、今はチームの過渡期だ。

新外国人の二人が想定以上の活躍をしているが、その分昨年活躍した松原が起用されないのは複雑だ。

今年も増田陸や中山がレギュラー選手の故障や不調などでチャンスを掴んでいるが、これが来年も続くかというと、わからないというのが実情だ。

こういった少ないチャンスを物にするかしないかが、本人にとってもチームにとっても大きいが、巨人は誰が言ったか常勝を求められているという妄想に取りつかれ選手育成が他球団に比べて難しいというのは残念でならない。

今週は最下位DeNAと首位ヤクルトとの6連戦。

正念場だ。

ではまた来週。

 

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映画鑑賞記録 東京2020オリンピックSIDE:A 河瀨直美監督が見た2020~2021

仕事以外全部趣味

東京2020オリンピックSIDE:Aを見てきました。

オリンピック映画としてまず名前が上がるのは市川崑監督の東京オリンピック

次にクロード・ルルーシュ監督の白い恋人たちだろう。

両方とも記録映画の側面より見る者の琴線を刺激する映画だった(と思う)。

今回の河瀨監督の東京2020SIDE:Aはそのどちらにも属さない、監督の思いを観客に訴えかけてくるような造りだったように思った。

ところがこの映画、人が入っていないらしい。

実際今日朝1の回(といっても既にこの1回しか上映がない!)を見に行ったが、何と!客は私ひとりなのだ。

タイミング悪く、今、河瀨監督自身が様々なバッシングを受けている。

実際これについては真実が明らかになっているとは言い難い。

こういったことが負の連鎖になり悪い評判が目立っているのではないだろうか。

作品と関係ないところでこのような悪影響が出てしまうのならばとても不幸なことだ。

見てもいないのに批判するのはお門違いだと思う。

今回のオリンピックはコロナパンデミックと時期が重なったことが暗い影を落としてしまい、多くの人が開催を喜ぶことが出来ない異常なオリンピックだった。

かく言う私もオリンピック開催には反対だった。

そんなネガティブな状況下で、河瀨監督は様々な目線からオリンピックに参加する選手をピックアップしてその意義を問うてゆく。

紹介される競技は10種ほどでしかないが、その中で様々な困難に直面した選手たちが努力を積み重ねていく姿が切り取られている。

勝利することよりも努力することが大切。

おそらく河瀨監督はこれを伝えたかったんだろうと思う。

SIDE:Aを単なるオリンピックダイジェストと思っていたら期待を裏切られる。

エンディングに流れる藤井風のテーマ曲はこの映画を総括しているように感じた。

SIDE:Bも当然見ます。

 


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