影無茶のスポーツ24/7

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オリンピック

フィギュアスケートシーズン始まる 坂本花織、鍵山優真海外初戦を優勝で飾る GPシリーズエントリーも少し

先日フィギュアスケートの坂本花織選手がオータムクラシックで今季海外初戦で優勝したとの記事を見た。 そうか、9月と言えばもうISU承認のチャレンジャーシリーズが始まっているのだ。 なんだかんだでシーズンオフが短いフィギュアスケート。 体調管理が…

映画鑑賞記録(サブスク)「ミュンヘン」 最後まで引っ張る力量はさすがスピルバーグ

仕事以外全部趣味 1972年ミュンヘンオリンピック開催中に起きた「黒い9月」によるテロ。 1964年の東京オリンピックで感動し、メキシコ五輪でさらにスポーツへの関心を高めた中、その次のミュンヘン五輪で起きた痛ましい事件。 パレスチナ武装組織黒…

フィギュアスケート 高橋大輔氏引退で間違いなくひとつの時代が終わった

フィギュアスケートアイスダンス村元哉中・高橋大輔ペアが引退を発表した。 かなだいの愛称で小松原夫妻ペアと共にアイスダンスを引っ張ってきたがついにこの日が来たかというのが率直な印象だ。 羽生結弦が競技フィギュアから退き、今回高橋大輔氏の引退に…

別府大分毎日マラソン MGC効果で好記録続出だが世界と戦うにはさらなるレベルアップが必要

伝統の別府大分毎日マラソンが行われた。 風光明媚なコースで大阪国際女子マラソンと並んで私の好きなコースだ。 ただ如何せん風の影響を受けやすい。 いつだったか忘れたが、ヒゲの鎌田選手が現役で走っていた時、先頭グループの5人(だったと思う)がある…

フィギュアスケート新時代 羽生結弦のいない男子 ロシア勢のいない女子

北京オリンピックがはるか昔のように感じる。 今年の2月に行われたのが嘘のようだ。 次回の冬季オリンピックは2026年イタリアのミラノで開催されるが、まだまだ遠い先のように感じる。 私は過去サンスポの「イザ!」「ツポーツナビ」とブログを投稿させ…

私が最も好きな羽生結弦のプログラム 

羽生結弦選手がプロへの転向を表明して5日が過ぎた。 昨日は緊急特別番組と銘打って「感動をありがとう~終わりなき挑戦~」が放映されたが視聴率は芳しくなかったようだ。 元々スポーツは大会の最中ならばお祭り騒ぎになって盛り上がるが、試合が無い時の…

映画鑑賞記録 東京2020オリンピックSIDE:B 呪われたオリンピック

仕事以外全部趣味 河瀨監督の東京オリンピック記録映画。 先日のSIDE:Aに続いてSIDE:Bを見て来た。 SIDE:Aが選手の目線で描かれていたがSIDE:Bは皆さんご存知の通り、開催までの幾多の困難を描いた記録映画になっている。 東京オリ…

北京オリンピックの見方 女子カーリングロコ・ソラーレ準決勝進出 絶望から歓喜へ

先に女子フィギュアスケートシングルについて少し。 坂本花織選手の演技は素晴らしかった。 持てる力をほぼ出し切った演技は平昌から4年間のたゆまぬ努力が感じられた。 そのご褒美が銅メダルという快挙につながったと思う。 樋口新葉選手も3Aを完成の域…

北京オリンピックの見方 カミラ・ワリエラのドーピング問題を考える

今大会は何故こんなに重苦しいのだろう・・・と大会序盤に書いた。 今までのオリンピックとは明らかに異なる空気。 さらに、ここにきてとんでもない問題が表面化した。 女子フィギュアスケートの絶対的金メダル候補 ❝絶望❞ カミラ・ワリエラのドーピング問題…

北京オリンピックの見方 スノーボード女子ビッグエア 日本3人娘のチャレンジにメダル争いを超えた感動を覚えた

スノーボード女子ビッグエア。 村瀬心椛、岩淵麗楽、鬼塚雅の日本3人娘。 彼女たちのチャレンジはあまりにも清々しかった。 月並な言葉だが心が洗われた。 もちろん一番いい色のメダルを狙うため、それぞれが超高難度なトリックを狙っていったのは間違いな…

北京オリンピックの見方 女子スピードスケート小平奈緒選手の1000Mが見逃せなくなった

先日行われたスピードスケート女子500M。 今大会5種目に挑戦している高木美帆選手がオリンピック初参加にもかかわらず自己ベストのタイムを叩きだした。 4組目で滑った高木のタイムを誰も抜くことが出来ない。 実に最終組ひとつ前の14組でエリン・ジ…

北京オリンピックの見方 アルペン競技がほとんど注目されないのが寂しい

これは私だけの感想かもしれないのだが・・・。 最近オリンピックでアルペン競技がほとんどニュースになっていないように思う。 アルペン競技とは滑降、回転、大回転、スーパー大回転のことだ。 元々日本選手はやや弱い種目だったとは思う。 それでも過去に…

北京オリンピックの見方 祝金!平野歩夢 スノーボードハーフパイプはヴィジュアル的には最高だ

15歳の中学生が銀メダルに輝いたソチ五輪男子スノーボードハーフパイプ。 4年後の平昌でもほぼ手中にした金メダルが最終走者ショーン・ホワイトの劇的な滑走でスルリと手のひらから落ちて再び銀メダル。 あれから4年。 平野歩夢は押しも押されぬ第一人者…

北京オリンピックの見方 心に焼き付けた羽生結弦最後のフリー演技「天と地と」

羽生結弦のオリンピックが終わった。 SPの失敗によりオリンピック3連覇を事実上断たれたが、クワドアクセルへのあくなき挑戦を試みてきた羽生結弦。 平昌でオリンピック2連覇を果たしてからはメダル争いとは別次元で4Aを跳ぶことに全身全霊を傾けてき…

北京オリンピックの見方 何故今大会はこんなに重苦しいのか 高梨沙羅失格、羽生結弦失敗 竹内智香の判定 高木菜那の接触

北京オリンピックが開幕してまだ5日しか経っていない。 本来ならこれから益々気分が盛り上がっていくところだが、私個人的には早くも見るのに疲れてしまった。 じゃあ、見なきゃいいだろって声が聞こえてきそうだが。 年取ったのかなあ・・・。 4年に1度…

北京オリンピックの見方② 高梨沙羅選手に対する批判には反吐が出る

4年前、平昌オリンピックで高梨選手は銅メダルを獲得した。 実は日本選手が平昌で獲得したメダルで、私は高梨選手の銅メダルが一番嬉しかった。 その時の嬉しい気持ちを4年前しっかりブログに投稿している。 ソチ五輪で圧倒的な金メダル候補だった高梨。 …

北京オリンピックの見方① 羽生結弦3連覇の可能性を考える

北京オリンピックが始まった。 何かと問題の多い大会だが、ここでは政治的なことは触れない。 オミクロンについては誰がいつ感染するかわからない。 競技日程など、運に左右されるケースが出てくる可能性があるが、神のみぞ知るってところだろうか。 それが…

フィギュアスケート4大陸選手権 三原舞依選手優勝の報を聞いて思わず嬉し泣き

オリンピックの結果も出ていない中こんな書き方をしたら怒られるが、全日本での転倒がなかったら・・・。 タラレバの話をするのは野暮と分かりつつ、4大陸の三原舞依選手の滑りを見て、何と言うか感動してしまったのだ。 フリーで最後の最後、スピンで失敗…

フィギュアスケート 北京オリンピック代表メンバーを見ての感想

今年最後の投稿となります。 今年もこの拙ブログをご覧いただきありがとうございました。 フィギュアスケートのオリンピック代表が決まった。 もっともスムーズに決まったのは間違いなく男子シングルだろう。 優勝が羽生結弦、2位に宇野昌磨、3位に鍵山優…

全日本フィギュア女子シングル 熾烈な戦いを制したのは坂本花織選手 樋口選手も悲願の代表を確実に

北京オリンピック選考会を兼ねるフィギュアスケート全日本選手権が開催されている。 オリンピックや世界選手権でも手汗握る張り詰めた戦いが見られるが、私は全日本が一番好きだ。 特に女子シングルSPは毎回有力選手の失敗がほとんど見られない最高レベル…

フィギュアスケートGPファイナルは中止 オリンピックへの影響は

フィギュアスケートGPファイナルが中止と決まった。 オミクロン株の急拡大を受け日本が鎖国政策を取った時点で中止は必然だった。 開催される方が奇異に感じるし、世論は許さないだろう。 私個人的にも、鎖国政策の是非はともかく中止はやむを得ないって思い…

羽生結弦ロシア杯欠場 五輪3連覇も4A成功も狙うのが当然 ガラスの足よ持ってくれ!

羽生選手がロシア杯の欠場を発表した。 右足関節靱帯損傷。 ググってみたところ、バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプの着地時に足首を捻って受傷することが多いとある。 あれだけ練習も含めて何度も何度もジャンプにより物凄い衝撃を受け続けるフ…

紀平梨花 オリンピックシーズン直前にクリケットクラブに仲間入り

東京オリンピックが1年延びたので、来年北京五輪があることにピンとこない。 しかしそのことを改めて思い出させてくれるニュースが飛び込んできた。 紀平梨花選手がブライアン・オーサーの指導を受けるとのこと。 これがオリンピックシーズン突入直前の今決…

東京オリンピック 感じたことをそのままに③ 東京に帰ってきた聖火 開会式

東京オリンピックが開幕した。 既に競技は始まっているが、開会式があって初めて開幕と言える。 今回開会式担当チームが大幅に入れ替わったり、最後バタバタと辞任したりで、今日(もう昨日)見たのは最終的に誰が演出した物なのか、さっぱりわからないのだ…

東京オリンピック 感じたことをそのままに② 侍ジャパン久保の閃光シュートで勝ち点3

今日はいよいよ開会式。 8年前、当時のIOCロゲ会長が「トーキョ」と開催決定国を読み上げたのがついこの前のように思える。 リオ五輪閉会式でのセレモニー「Rio to Tokyo」は素晴らしい出来栄えだった。 どれだけ期待を持って東京2020を待ちわびたこ…

東京オリンピック 感じたことをそのままに① なでしこジャパン、女子ソフトボール

ついに東京オリンピックが始まってしまった。 始まってしまった。 あえてそう書かせてもらう。 ここまでトラブル続きのオリンピックは空前、もしかしたら絶後かもしれない。 これほど自国国民に歓迎されないオリンピックも空前絶後だろう。 個人的には中止す…

2020東京オリンピックの正しい見方

どうやらオリンピックは開催されそうだ。 個人的にはギャンブル要素が満載なので(もちろんコロナ)反対の立場を取っている。 しかし多くの国民の声を全く聞かない政府とIOCが突っ走ってしまい、気が付けば開会式まで1カ月と少し(都知事は何をしている…

世界フィギュア男子シングル ネイサン・チェン強さ際立つ 羽生結弦まさかのフリー失敗

世界フィギュア男子シングル。 フリーの演技が行われた。 ご存知のようにネイサン・チェンがショート3位から逆転優勝。 技術点だけで加点を入れて125.89。 演技構成点を足すと222.03でトータル320.88。 ぶっちぎりである。 得点が出やす…

世界フィギュア女子シングル ロシア勢表彰台独占 日本勢北京3枠確保出来たが・・・紀平フリー失敗

世界フィギュア女子シングルが終わった。 優勝はSPトップのアンナ・シェルバコワ。 紀平が失敗したのと、冒頭クワドで転倒したのとでその後は安全運転に徹した。 紀平が高得点を得ればプレッシャーがかかったが、精神的に余裕が出来たはずだ。 その余裕が…

世界フィギュア男子ショートプログラム 羽生結弦1位発進 鍵山優真2位につける

世界フィギュア男子SPが終わった。 まずは鍵山優真に触れなければならない。 出場33選手中17番目、日本人では最初の演技者。 この世界フィギュアがシニア公式戦デビュー(GPシリーズは非公認のため)。 世界のトップが集う中でのシニアデビューとあ…