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卓球世界選手権女子団体 日本チームが最も金メダルに近づいた日

世界卓球女子団体戦が終わった。

正に激闘。

初戦を張本選手で落としたがエース早田選手が過去4年間日本選手に負けたことが無い東京五輪金メダリスト陳夢に勝利。

続く平野選手も世界ランク2位の王芸迪に大接戦の末3対0で勝って53年ぶりの金メダルに王手。

しかし続くエース対決で早田が世界ランク1位孫穎莎に敗れ、世界一をかけた戦いは最終戦にもつれ込んだ。

終戦は張本と2戦で早田に敗れた陳夢の対戦。

この第1ゲームが凄かった。

張本のサーブがさえわたり、ラリーでも強烈な打球を打ち込み陳夢全く対応出来ず。

11対4で圧倒。

懐が深く、フットワークも軽やかで大物感漂う試合運びで15歳とは思えぬ落着き。

これはもしかしたらと期待を持ったが、さすが30年間で1度しか負けていない中国。

陳夢も徐々に張本にアジャストしてきて3ゲームを連取。

残念ながら日本は5大会連続の銀メダルとなった。

しかし間違いなく、中国が卓球王国に君臨して以降最も日本が金メダルに近づいた今日の戦いだった。

何と言っても日本勢は早田、平野、伊藤が23歳。

木原19歳で張本が15歳。

控えている選手にも素質ある若手がいるし、伸びしろ十分。

張本選手は今大会でかけがえのない経験を積むことが出来たし、早田選手もエースの活躍を見せてくれた。

さらに中国選手キラーの平野選手が、その輝きを今大会で見せてくれたことは大きい。

控えに回った伊藤選手もベンチから大きな声と身振り手振りで選手たちに激励の声をかけていたし、チームのムードは最高だ。

パリ五輪が益々楽しみになったのは間違いなく、個人戦団体戦もペアも十分金メダルが射程圏に入ったことを確認できた今回の世界選手権だった。

 

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