本日19日11時過ぎに投稿した表題の件で、進展がありましたので追記します。
以下に始まる文章は11時過ぎの文章で、その後に追記文を記載しています。
パリ五輪開幕直前に驚きのニュースが飛び込んできた。
体操女子日本代表のエース宮田笙子選手の喫煙疑惑だ。
現在チームを離脱しており、協会から事情聴取を受けていると思われる。
報道では代表はく奪の可能性も言及されており、どんな判断が下されるのか何とも言えない。
この段階で喫煙が明らかになったのは、おそらく告発があったと思われるが、それほど日常的に喫煙をしていたんだろうな・・・という推測は成り立つ。
しかし考えても見れば、20歳未満での喫煙経験者は星の数ほど・・・と言えば言い過ぎだが、かなりの数に上るはずだ。
今回たまたま宮田選手がやり玉に挙がった訳だが、オリンピック代表選手に限らず、今回の報道を受けて内心びくびくしているスポーツ選手は多いと思う。
そもそも未成年者の喫煙はどんな罰則を受けるのかを見てみると。
「未成年者喫煙法」によると、喫煙者本人が刑事処分または少年法による刑事処分相当処分が成されることはない・・・とあり、罰せられるのは20歳未満と知りながら、煙草や器具を販売、提供した者だけなのだ。
また未成年者の喫煙を知りながら制止しなかった親権者や監督者も罰金を科せられる。
このように未成年者喫煙法は未成年に喫煙させないための法律なのだ。
極端に言えば宮田選手よりも、周囲の大人たちに罰則が及ぶ可能性がある訳だ。
ここで触れておきたいが、今私がここに書いていることは、煙草が身体に及ぼす悪影響や道義的責任は一切抜きにしていることはご承知願いたい。
結論から言うと宮田選手の代表の座をはく奪する必要はない・・・ということだ。
当然、様々な方面から多くのバッシングは受けるだろう。
それは覚悟しなければならない。
それを乗り越えて代表の一員としてベストパフォーマンスを出すこと。
それが宮田選手が現時点で唯一出来ることだと思う。
ちなみに、私は生まれてこのかた一本も煙草を吸ったことがない。
と言って、喫煙者を批判する気もないし、声高に禁煙を進めることもしていない。
自分で考えれば良いだけなのだ。
今回の件、こういう事がこの段階で明らかになってしまったことが悲しいと思う。
以下追記
14時に体操協会の会見で宮田選手の代表辞退が発表された。
ここまでの経緯からおそらくそうなるとは思っていた。
宮田選手が喫煙だけでなく飲酒もしていたことが明らかになり、JOC並びに体操協会の規範に違反しているということだ。
この決定は率直に言って残念でならない。
喫煙、飲酒に走った原因は高い目標設定へのプレッシャーということらしい。
この言葉を信じるなら、オリンピック代表選手に選ばれるプレッシャーではなく、オリンピック本番での表彰台目標へのプレッシャーに押しつぶされたという事になる。
代表に決まったのは5月。
宮田選手が喫煙をしたのが6~7月頃というのにも合致する。
やはり代表選手への精神的サポート体制が不十分だったと思う。
現時点では怪我などのアクシデントが無い限り選手交代は認められないので五輪は4人で戦うことになる。
ここまでの記事には、補欠で帯同している杉原選手と交代という物も見受けられたが、しっかり調べて書いて欲しい。
こういった理由で選手交代を認めたら、調子の挙がってきた選手と入替を行うなどのグレーな行為が頻繁に起こるだろう。
本番では予選が各競技4人出場して上位3人の得点合計で競われ8位までが決勝進出。
決勝は予選の得点はクリアされ、各競技3人が出場して3人すべての得点合計で最終順位が決まる。
辛い状況になってしまった女子体操代表だが、今出来ることは各選手開き直ってベストパフォーマンスを見せることだけだ。
それが宮田選手のためでもあり、何より自分自身のためなのだ。
協会は宮田選手に対して全面的なサポートを行うとある。
言葉だけではなく実践し、宮田選手も今回の件を糧にして復活して欲しい。