村瀬心椛、岩淵麗楽、鬼塚雅の日本3人娘。
彼女たちのチャレンジはあまりにも清々しかった。
月並な言葉だが心が洗われた。
もちろん一番いい色のメダルを狙うため、それぞれが超高難度なトリックを狙っていったのは間違いないだろう。
でも絶対にそれだけではない。
この大舞台で失敗を恐れず誰もやったことがない大技に挑戦することがどれだけ勇気のいることか。
それも全くお話にならないレベルではないのだ。
あともう少しで成功というギリギリのライン。
もう少し安全策でも十分にメダルを狙えるだけの技量を3人とも持っている。
先日の羽生結弦のクワドアクセルへの挑戦もそうだが、果敢に挑戦していくその姿にはメダル争いを超越した、各選手の生きざまを感じることが出来た。
挑戦する行為の素晴らしさ、尊さを感じさせてくれたことに感謝。
【成せばなる成さねばならぬ何事も成らぬは人のなさぬなりけり】
【虎穴に入らずんば虎子を得ず】
まさかこの年になって、こんなに若い人たちから大切なことを教えてもらえるとは。
感謝しかない。