羽生結弦が19日17時から都内で会見を開く。
そんなニュースが駆け巡った昨日。
リリースには「羽生結弦による決意表明の場として記者会見を開催します」とのこと。
羽生結弦が何のための会見?っていうような会見をするはずがなく、競技生活を引退してプロ転向の決意表明と確信を持っていたが、フライング気味に出た各社報道でそれは確定的となった。
そして迎えた注目の記者会見。
ちょうど仕事も休みだったので途中までテレビ、続きをYouTubeで見ることが出来た。
冒頭プロへの転向を表明し、質疑応答を含め60分の記者会見。
ひとことで言えば、羽生の誠実さが溢れる会見だった。
平昌以降は常にプロ転向を考えていたとのこと。
北京五輪が終わってその決意は完全に固まったようだが、数々の困難を乗り越えてきて成し遂げたその功績は燦然と輝く。
プロになってからの展望だが、記者たちの質問に答える羽生の言葉から考えられるのは、過去の概念にとらわれないアイスショーの実現。
プロのイメージは華やかな、競技フィギュアとは違ってエンターテインメントを前面に押し出すものと認識しているが、羽生はその概念を覆すようなショーを見せてくれるようだ。
競技フィギュアよりも緊張するようなショー。
クワドアクセルの挑戦はこれからも続けて、ファンの前で実際に降りるように努力を続けるとも語った羽生。
過去いくつもの壁を超えてきた羽生結弦。
活躍の場をプロという舞台に移すことになるが、これからも我々の想像の上を行くパフォーマンスを繰り広げてくれるに違いない。
これからも、プロとしての羽生を見続けていきたいと思った今日の会見だった。