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フィギュアスケート全日本:宇野昌磨と坂本花織の優勝 山本草太と山下真瑚、三原舞依の復活

フィギュアスケート全日本が終わった。

優勝はドウデュース・・・違う違う。

男子が宇野昌磨選手、女子は坂本花織選手。

どちらも大本命選手の優勝で幕を閉じた。

この両名。

宇野選手はこの10年で優勝6回2位4回のパーフェクト。

坂本選手もシニアになってからの7年間で優勝4回2位2回。

断トツの実績だ。

この両選手は世界選手権選考基準により代表決定。

坂本選手は1966~68年のペギー・フレミング以来の3連覇を目指す。

全日本では毎回ドラマが生まれるが、今回も人によって異なると思うが山本草太選手の表彰台は見る人の胸を打ったに違いない。

怪我さえなければ・・・今頃は宇野選手や鍵山選手と常に世界選手権やオリンピック代表を争う選手だったと思う。

フィギュア選手の中では長身、雰囲気もあるしスター性十分の選手だ。

今回全日本でのフリー演技は完璧と言って良い内容。

世界選手権代表には選ばれなかったが、完全復活といって良い内容だった。

男子シングルはイリア・マリニンの壁が厚いが、これに対抗出来るのは日本勢しかいないと思われ、層の厚さで互いに刺激を与えあいながらレベルアップを図ればチャンスはあるので切磋琢磨して欲しい。

女子は坂本選手が断トツだ。

世界選手権3連覇もかなりの確率で出来るだろう。

それほどに今季坂本選手は調子が良い。

スピードも落ちずにジャンプ、ステップ、スピン全てを高いレベルでまとめている。

一部に3Aもクワドも跳んでいないという声があるが、あれだけ高くて遠い完璧な2Aを跳べるので3Aも挑戦すれば跳べるだろう。

あのトゥクタミシェワ選手が挑戦していきなり3Aを跳べたのと同じように。

フィギュアスケートはジャンプだけの競技ではない。

総合的な出来栄えを競うものだ。

そういう点で今の坂本選手に太刀打ちできる選手はいない。

それともう1点、今回私が注目していた選手が嬉しい復活を遂げた。

その名は山下真瑚選手。

2018~19シーズンにシニアデビューしてスケートカナダの滑りを見てびっくり仰天したものだ。

その時の衝撃を当時投稿している

 

kagemucya.hatenablog.com

 

当時私は山下選手に太田由希奈選手を重ねていた。

ジャンプの質も高く滑りも実にエレガント。

山下選手もまた怪我に苦しみ今季復活してきた。

まだ二十歳。

今後に大注目だ。

同じく復活の三原選手も得点は伸びなかったがこれまた完全復活と言って良い。

ジュニア勢も次々選手が出てくる。

来季紀平選手が復活してくれば、再び群雄割拠の時代がやってくるだろう。

オリンピックまで今季を入れて3シーズン。

目が離せない。

 

 

kagemucya.hatenablog.com

 

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