有馬記念が終わった。
まだホープフルステークスが残っているが、やはり昔からの競馬ファンは1年納めは有馬記念が似合う・・・と思っているに違いない。
昔まだ場外に馬券を買いに言ってた頃はスプリンターズステークスでカレンダーを貰い、翌週の有馬記念で1年の勝負を締めくくったものだ。
それが現在はパソコンで馬券を買えるようになり私も利用している。
場外でモニターを見て叫んだ頃が懐かしい。
でもって今年の有馬記念。
勝ったのはダービー馬ドウデュース!
鞍上は武豊。
もう千両役者としか言いようがない。
あのイクイノックスに勝ってダービー馬の称号を得たドウデュースだが、その後は誰もが納得する成績を残していなかった。
そんなドウデュースが怪我から復帰してきた武豊ジョッキーの渾身の騎乗により直線素晴らしい脚でゴール直前、逃げたタイトルホルダーを交わしてトップでゴール。
無観客や歓声禁止だったコロナ禍もようやく5類に変わって解禁。
GⅠファンファーレで手拍子からの大歓声。
ゲートが開きこれから始まるドラマへの期待で耳をつんざく大声援。
向う正面でドウデュースが上がっていきだしてからは益々ボルテージが上がり、最後の直線中山競馬場は興奮のるつぼと化していた。
ゴールの瞬間馬券が舞い、競馬新聞が高々と飛ぶ。
続いて自然発生のユタカコール。
これだよこれ。
武豊も、ドウデュースも、そして大歓声も帰ったきた。
これでこそ競馬だ。