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フィギュアスケートGPファイナル プレビュー

フィギュアスケート前半のヤマ場GPファイナルが今週末に行われる。

今日はそのプレビューということで投稿させていただく。

オリンピック翌年のシーズンということもあって(もちろんロシア勢がいないこともあるが)フレッシュな顔ぶれとなった。

以下に男女シングル出場選手を主な大会成績(北京五輪・昨年世界選手権・今季GPシリーズ)と共に掲げる。

男子シングル

〇アダム・シャオ・イムファ(仏)

世界ランク3位  北京14位 世界選手権10位 GP1位・1位

〇イリア・マリニン(米)

世界ランク1位  北京不出場 世界選手権3位  GP1位・2位

〇三浦佳生(日本)

世界ランク5位  北京不出場 世界選手権不出場 GP2位・1位

〇鍵山優真(日本)

世界ランク15位 北京3位  世界選手権不出場 GP3位・1位

宇野昌磨(日本)

世界ランク2位  北京2位  世界選手権1位  GP2位・2位

〇ケビン・エイモス(仏)

世界ランク6位  北京12位 世界選手権4位  GP2位・3位

女子シングル

〇坂本花織(日本)

世界ランク1位  北京3位  世界選手権1位  GP1位・1位

〇イザボー・レヴィト(米)

世界ランク3位  北京不出場 世界選手権4位  GP2位・1位

〇ルナ・ヘンドリックス(BEL)

世界ランク2位  北京8位  世界選手権2位  GP1位・3位

〇吉田陽菜(日本)

世界ランク14位 北京不出場 世界選手権不出場 GP4位・1位

〇ニーナ・ピンザローネ(BEL)

世界ランク20位 北京不出場 世界選手権11位 GP2位・3位

〇住吉りおん(日本)

世界ランク25位 北京不出場 世界選手権不出場 GP3位・2位

 

以上男女各6名。

男女ともに日本勢が3名出場することが現在の勢力図を表している。

男子は現在16大会連続で表彰台に上っており内7回で二人が表彰台に上った。

女子は男子より先に隆盛期が訪れ、2003年以降15回表彰台圏内に入り、昨年の三原舞依選手まで7人が優勝している。

新旧交代が進むフィギュアスケート界は混戦模様。

GPシリーズを連勝したのは男女各一人というのがその証明だ。

男女通じて最も確率が高いのが坂本選手の優勝で、女王の貫録がついた彼女は余程のことがない限りファイナルも制すだろう。

これを世界ジュニア選手権優勝、昨年シニアデビューでGPファイナル2位、世界選手権4位のイザボー・レフィトに、世界選手権2位、3位で昨年のGPファイナル3位のルナ・ヘンドリックスがどこまで迫れるかという展開が考えられる。

男子は大混戦。

世界でただ一人クワドアクセルを跳べた男、イアン・マリニンだがまだ突出した存在にはなっておらず、回転不足のジャッジに問題提起した世界選手権2連覇中の宇野昌磨選手に、今季好調な欧州ナンバー1のアダム・シャオ・イムファ。

これに復活鍵山優真選手、確実に成長している三浦佳生選手も侮れず、ひとうのミスが順位を分ける緊張感あふれる戦いとなるだろう。

次回五輪まで今季入れるとまだ3シーズン。

北京五輪組が貫録を見せるか、ミラノ五輪を目指す若手が飛躍する大会となるか、今後を占う見どころ満載のファイナルだ。

 

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