先日フィギュアスケートの坂本花織選手がオータムクラシックで今季海外初戦で優勝したとの記事を見た。
そうか、9月と言えばもうISU承認のチャレンジャーシリーズが始まっているのだ。
なんだかんだでシーズンオフが短いフィギュアスケート。
体調管理が大変だ。
次回ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪は2026年。
冬季シーズンで言えば2025~2026シーズン。
今年が2023~2024シーズンなので今年含めてオリンピックまでは3シーズン。
なので今年はオリンピックを目指す選手にとっては(まあほとんどがそうだが)いろいろなことにチャレンジ出来るシーズンだ。
それは曲の選択、振付、演技構成だけでなくピークの持っていき方もそうだ。
坂本選手の試合の映像を見たがとても良い状態でシーズンイン出来ている。
フリーの後半でミスもあったが、全然気にしなくて良いだろう。
広がりのある壮大な曲調で、今まで元気娘の印象が強い坂本選手だが、女性として円熟した演技にシフトしてきた印象だ。
それでいてスピードも申し分ないし、ジャンプも切れ味抜群だった。
最大目標は世界選手権3連覇になるが可能性は高いように思う。
男子では昨シーズンを足首の怪我のため欠場した鍵山優真選手が海外初戦のロンバルディア杯で優勝。
見事に復帰戦を飾っている。
ジャッジペーパーを見るとSPもフリーも冒頭の4回転サルコウを完璧に跳んでいるようで高い加点をもらっている。
現時点では4回転はこのサルコウしか跳べていないが、足の状態と相談しながら今シーズンは無理をしないように戦っていくと思われる。
復帰戦を優勝で飾れたことは大きな前進だ。
10月から始まるGPシリーズに坂本選手は第2戦スケートカナダと5戦エスポーグランプリ(フィンランド)に、鍵山選手は第3戦フランスグランプリに6戦NHK杯にエントリーしている。
ちなみに今季GPシリーズのエントリーシートを以下に貼りつけさせていただく
女子
男子
男女ともに新旧入り混じった選手構成。
実績ある選手が今年も貫禄を見せるのか、新星が現れるのか、また史上初めてクワドアクセルを跳んだイリア・マリニンはどんな成長ぶりを見せてくれるのか。
そんな中、紀平梨花選手の復活は成るのか。
この拙ブログでは今季も出来るだけフィギュアスケートを追いかけていくつもりだ。