仕事以外全部趣味
アウトローのジャック・リーチャーよりもオブリビオンのジャック・ハーバーよりもアメリカをはめたバリー・シールズよりもラスト・サムライのネイサン大尉よりもコラテラルのヴィンセントよりもオール・ユー・ニード・イズ・キルのウィリアム・ケージよりも、当然宇宙戦争の地味なお父さんよりも、トップガンのマーベリック・・・は魅力ありますが、やはりなんと言ってもイーサン・ハントのトム・クルーズが最高!です。
強くて勇気があって決断力があって実行力があってしかも優しい。
こんなん、男でも惚れてしまうやん。
もう何も言うことがありません。
デッド・レコニングではイルサが犠牲になり大ショックでしたが、新たなヒロインは、イルサとはまた違う魅力で、前作に続きチームの一員として大活躍です。
ファイナル・レコニングという事で、懐かしの映像も随所に出てきます。
さらに今作では、あの時のあの男が出ていたとは・・・終盤に明らかになるまで、私は気づきませんでした。
あ~!ほんまや!と、もしかしたら最も感動した瞬間だったかもしれません。
さて、本作の正しい楽しみ方は、とにかく理屈をこねない事。
ご都合主義、そんなアホな、イーサン不死身か!、って思うのはヤボってもんです。
いや、もしかしたらひとつひとつ突っ込みながら鑑賞するのもひとつの見方かもしれません。
しかし、やっぱりそれでは、この映画の魅力を享受することが出来ません。
イーサンの取り巻き達は今回も魅力十分。
有無を言わさず次から次へと繰出してくる激しいアクション。
多少の問題もトムの頑張りを見たら、何もかも許せてしまいます。
3時間に及ぶ長尺ですが、あっという間に時間が過ぎていきます。
もうこのジェットコースターに乗っかって最後まで楽しむ。
トム・クルーズ獅子奮闘の活躍を目に焼付ける。
これがこの映画の正しい見方なのでしょう。