ブランドン・フィゲロアVSスティーブン・フルトン2が行われた。
スーパーバンタムで対戦したのが3年と2カ月前。
そこで勝利したフルトンに、後日バンタムから転向した井上が勝って2団体統一。
傷心のフルトンは、井上の強さを称えつつ、リベンジを目指してカムバック。
フェザーに転向初戦は井上ショックが尾を引いているかと思える内容だったが辛勝。
そして迎えた因縁のフィゲロア戦。
YouTubeでダイジェストを見た。
まず思ったのが、フルトンなんちゅうトランクスやねん!
自宅の庭で日光浴でもするのかと思ってしまった。
井上がフェザーに転向した場合、最も強力な相手と思われた男だ。
試合は、最初から最後までインファイトの連続。
お互いにネチコチ、ネチコチとパンチを繰り出す。
試合は何とフルラウンド。
結果はフルトン3-0の判定で新チャンピオン。
ネチコチパンチの出しあいでもフルトンの有効打がフィゲロアを上回った。
試合を見てフルトンはフェザーの方が適正階級なのがよくわかった。
井上尚弥と戦った時より明らかに大きく映る。
井上戦の時は、サイズで明らかに上回ったはずのフルトンが小さく見えていた。
フルトン自信を取り戻す大きな勝利。
フルトンがKO勝利少ないのも、今回の試合を見て納得。
井上へのリベンジ戦の資格を得た。
逆に井上がフェザーに転向した時に一番見たかったフィゲロア戦は事実上消滅。
これは何とも残念。
フィゲロアにとってフルトンは鬼門だったのだ。
S・バンタムに続きフェザーでもフルトンにベルトを奪われることになってしまった。
しかし、こんな試合をしているようならどちらも井上の敵ではない。
フルトンが勝ったことで井上の強さを改めて認識した試合だった。
とりあえずフルトンおめでとう。
スティーブン・フルトン 24戦23勝(8KO)1敗
ブランドン・フィゲロア 28戦25勝(19KO)2敗1分