GPシリーズもアッと言う間に第4戦。
今年は早め開催のNHK杯。
ここまで女子日本選手の活躍は目覚ましく、常に二人以上が表彰台に上っている。
今年の会場は代々木体育館。
さすがフィギュアスケートファンが多い日本。
これだけ広い会場に満員だと、選手のモチベーションはアップするが、同時に緊張感も半端ない。
女子シングルの解説が宮原知子さんだったのは少々驚いた、
現役時代、インタビューでの、たどたどしい応対と違って、しっかりと解説していた。
意識しているのか、声も少し太くなって、最初宮原さんとは気がつかなかった。
こうして往年の名選手の声が聴けるのは嬉しいことだ。
さて、競技。
いつも前置きが長くなってしまう。
まず、驚いたのはアリサ・リュウ。
史上最年少で全米選手権優勝。
私も当時その演技を見て、とんでもない選手が出てきたと思ったものだ。
検索したら、過去5度アリサ・リュウについて記事内で述べていた。
突然引退を発表した時は驚きを通り越して何で・・・という思いだった。
そんなアリサ・リュウが今シーズン、これまた突然復帰。
久々にその姿を見て驚いた。
最初、同姓同名の別の選手?と思ってしまったのだ。
あからさまに書くと支障があるが、少女から大人の女性に成長していたのだ。
普通、これだけ体形に変化があると、以前のスケーティングを維持するのは大変だ。
ロシアのティーンズが必ず陥った大きな壁。
しかしアリサは、まごうこと無きアリサ・リュウだった。
全体のスピードはまだまだ足りないが、ジャンプの切れは問題なし。
それどころか、ダイナミックさが加わり見栄えが増している。
それに、とにかく楽しそうに踊る。
観衆がアリサの演技に惹きつけられていったのがよくわかった。
これ、このまま続けていけるなら、ミラノ・コルティナ五輪の出場も十分あるぞ。
それどころか上位も狙える。
そう思わせてくれる演技だった。
ちょっとアリサに関して長くなり過ぎた。
本当は坂本花織、鍵山優真含む日本勢のことを書くつもりで資料も整えて、題名もそのようにしていたが、今回はこのアリサ・リュウについての記述のみにさせていただく。
題名も書き換えて、日本勢のことは改めて書かせていただこうと思う。