影無茶のスポーツ24/7

スポーツ好き熟年おやじのブログ

ソチ五輪雑感6:男子フィギュア、チャンの「羽生の存在は悪魔のよう」は本音だ

パトリック・チャンは実に正直な男だ。

と、同時にかなり精神的に追い込まれているのではないか。

よほどグランプリファイナルの敗戦がショックだったらしく、「悪魔が肩にのしかかっているようだ」と話したらしい。

グランプリファイナルでのフリー、羽生は冒頭の4回転サルコウで失敗し減点をもらっている。

それでも基本ノーミスだったチャンよりも技術点で羽生に及ばなかった事がトラウマになっているようだ。

しかし、これはもうどうしようもない現実で二人のフリーのエレメンツを比較すると、冒頭のジャンプこそチャンは4回転3回転のダブルでハイスコアをたたき出すが、後半の加点がもらえる部分で羽生は何とトリプルアクセルからの二本の連続ジャンプを組み込み、基礎点を稼いでいる。

フリップからの連続ジャンプ1本のチャンは、金を獲る為には羽生のミスを待つしかない状況なのだ。

昨シーズンでも羽生は、たとえ演技序盤の4回転を失敗してもトリプルアクセルからの連続ジャンプ2本は必ず成功して高得点を稼いでいた。

今シーズンますます成長した羽生がオリンピック本番でミスをする可能性はあきらかに昨年より減っている。

お互いがノーミスならば金メダルは羽生・・・。

「悪魔が肩にのしかかっているようだ」は、チャンの嘘偽りのない正に心の叫びだった訳だ。