「アメリカ仕様です!」
2007年の46セーブは今も燦然と輝くNPB記録である(岩瀬と二人)
藤川球児32歳。
松坂世代投手陣で気が付けばほとんど故障らしい故障をしていない数少ない一人。
満を持して大リーグ挑戦を表明し、カブスでキャンプ初日に語ったコメント。
順調にキャンプを迎えたようでなによりだ。
何しろ我がジャイアンツから見た時、藤川が出てきたらもう無理!ダメ!
この展開にさせたジャイアンツが悪い!って思ってた。
打てる気がせんかったもん。
20試合に一か1回あるかないかの藤川攻略。
藤川を打って勝った日のビールは上手かった!
歴代のストッパーを見てみると、
藤川のWHIPは0.96.
岩瀬1.09クルーン1.12(NPB)小林雅1.20(NPB)高津1.27(NPB)あの大魔神でも1.01(NPB)だ。
これだけで語るのは短絡的かもしれないが、凄い事は凄いのだ。
唸る真っ直ぐ、他の速球投手とは明らかに球の勢いが違う。
692イニングで914奪三振。
大魔神の627イニング851奪三振には率で僅かに及ばないがフォーク主体の大魔神と違って速球でバッタバッタと三振を取っていった藤川を最高のストッパーと位置づける人も多くいるだろう。
これだけの投手が大リーグに活躍の場を求めた。
それなのに、今一つ盛り上がっていない気がするのは私だけだろうか。
(全盛期を過ぎている)そういった雰囲気が漂っている。
もっと応援してあげようじゃないか。
野茂も大魔神もフォークで大リーガー達をきりきり舞いさせた。
藤川は初めて日本の投手で、速球できりきり舞いさせる所を見せてくれるかもしれないのだ。
いや、きっと見せてくれる。
炎の速球で!