脇谷！
片岡の代わりにライオンズに行く選手が脇谷と聞いた時の何とも言えない気持ちをどう表現すれば良いのだろう。
昨シーズンペナント開幕戦。
決勝のタイムリーを放ち、そこからジャイアンツの進撃は始まった。
怪我から復帰し、涙の復活は我々ジャイアンツファンの心を打った。
結局シーズンを通じての活躍はならなかったが、極端な話、あの開幕戦の一打だけで脇谷は、ジャイアンツを開幕戦勝利だけでなく、精神的に優位に立たせた事も含め、１年分の働きをしたと言って過言ではないだろう。
プロの世界は厳しい物だし、プロテクトから外れる可能性は大いにあったと思う。
ジャイアンツはベテラン、のみならず、中堅選手も若手選手への切り替えという波にのまれかけている。
余程突出した選手でなければ今のジャイアンツで生き残るのは難しいのだ。
常勝軍団を作り上げる為の非情。
しかし、脇谷が去るという事は、ジャイアンツを救った象徴が去ってしまうという印象を持ってしまう。
脇谷と共に、彼が呼び込んだ勝利の女神も同時に去ってしまわないか・・・。
そんな危惧の念を抱く私は心配しすぎなのだろうか。
脇谷でググってみたらウィキペディアの所に、早や埼玉西武ライオンズに所属するプロ野球選手・・・と記されてあった。
こうなったらライオンズでの活躍を願わずにはおれない。
脇谷亮太２０１３年成績
