まずはカナダGPの成績。
ストフェル・バンドーン 14位
フェルナンド・アロンソ リタイア
アロンソは残り2周までポイント圏内10位を走行するもエンジン故障でリタイア。
アロンソの激走は、マクラーレンに何としてもアロンソに残って欲しい。
改めて、そう強く思わせたのではないでしょうか。
もしという言葉は禁物ですが、アロンソが1ポイント獲得出来ておれば、レース後の報道もここまでネガティブ記事一色にはならなかったでしょう。
その後に出ている記事の概要は
○マクラーレンは来年からメルセデスのカスタマーエンジンに戻ることを決断した。
○シミュレーションでは新型エンジンの進歩を確認するもコース上で再現できないホンダ。
○マクラーレンがホンダから享受している資金は失ったスポンサーで相殺されている。
○ここまでノーポイントの現状に失望したマクラーレンはあらゆるオプションを検討している。
○本田取締役会も現状に満足しておらず長谷川氏は自身の更迭を否定も肯定もしなかった。
○マクラーレンは2018年に前進を果たす為、夏休みにホンダとの関係について決断する。
いやはや、ネガティブ記事のオンパレードです。
結果がすべてのプロスポーツ。
全く先が見えない現状ではこういった報道もやむを得ません。
当然火のない所に・・・いや、もう煙の段階は超えていますが決定している訳ではありません。
ホンダを応援する者にとって最悪のケースは(結果的に何が最悪なのか本当のところはわかりませんが)今シーズン途中でマクラーレンがホンダに違約金を払って関係を解消する事です。
撤退したF1にわざわざ戻っている訳ですから、ホンダも現状には忸怩たる思いのはず。
さくらのHPを見ると少し悲しくなってしまいました。
ただし繰り返しますがまだ何も決定していません。
サッカーや野球で盛んにトレードや新監督候補の記事が出ますが、今回の一連の記事も同様、男女の仲と同じで終わってみないとわかりません。
F1の進歩は光速の如く。
ひとつのきっかけで劇的な変化を遂げることは十分にあり得ます。
前回ベルギーが最終試験になると書きましたが、1ヶ月後イギリスGPで何らかの希望を見せることは必要だと思います。
その上で、ハンガリーを経てベルギーで新エンジンを投入する。
これがF1ホンダの生きる道。
ブレイクスルーを信じます。