ハンガリーGP後の夏休み。
例年以上にいろいろありました。
特にドライバーに関する状況が大きく変化。
フェルナンド・アロンソの(一時的?)F1離脱発表。
これによりレッドブルとマクラーレンでひとつシートに空席が出来る。
ルノーにレンタル移籍しているカルロス・サインツがレッドブルに戻るかと思いきや、レッドブル陣営はそれを明確にせず状況は複雑化しました。
これ以外にもマクラーレンのストフェル・バンドーンとトロロッソのハートレーにはシート喪失の噂が絶えません。
来年、各チームのシートに誰が納まるのか混沌たる情勢になってしまいました。
しかしベルギーGPが近づくにつれある程度先が見えてきました。
フェルスタッペンがサインツの加入を拒否との報道がありましたが両者が否定。
純粋にサインツよりガスリーが上と見てレッドブルが決断したのでしょう。
そのマクラーレン。
ベルギーの初日フリー走行をアロンソに代わりランド・ノリスが担当。
同じマクラーレンのバンドーンは最近精彩を欠きチームへ苛立ちが目立ちます。
アロンソはレッドブルからオファーを受けたと話すもレッドブルはこれを否定。
否定するだけでなく、アロンソはチーム運営に問題をもたらすと発言。
アロンソはこれに対し謝罪を要求。
レッドブルはリカルドがチームを離れた要因の一つはホンダに信頼が置けないからと推測するも、リカルドはもっと総合的なものだとコメント。
いやはや・・・決して多くないF1チーム、ドライバーなのに。
顔を合わすことも当然多いでしょうが、よくこれだけ揉めますね。
だからこそ揉めるんでしょうか。
まあ、掲載された記事を読んでいるだけなのでどこまで信じるのかは別ですが。
ただこの一連の動きで見えてきたのは、マクラーレンはサインツとノリスの二人で来期を戦うつもりなんだろうということ。
シートを失うことになるバンドーンがトロロッソで再びホンダエンジンと関りを持つ。
ハートレーは微妙ですがたとえて言えば、カーリングでハウス内のストーンがはじき出される中、ひとつだけハウス内に残った感じでしょうか。
レッドブル内でドライバーを探すにもライセンスの問題があり、ハートレーは生き残る可能性が出てきました。
そうなるとバンドーンとハートレー?
これも近々はっきりするでしょう。
そんな中迎えたベルギーGP。
高速コース、長い直線。
ホンダには不向きと言われているコース「スパ・フランコルシャン」
結果は2台共に完走。
ガスリーは同一周回による9位入賞。
やっぱり彼は非凡です。
アイルトン・セナとホンダは切っても切れない縁でしたが、ガスリーとホンダも今後、深い縁で結ばれていけば嬉しいんですけどね。
問題はフェルスタッペンとの関係。
F1キャリアはフェルスタッペンが長いですが、年はガスリーが上。
共に超強気のレーシングスタイル。
上手くいって欲しいんですが・・・。
レースは開始直後に大クラッシュ。
ニコ・ヒュルケンベルクのブレーキングミスですが、けが人が出なくて良かった。
ヘイローを付けた成果が出ました。
ヘイローなかったらザウバーのシャルル・ルクレール犠牲になったかも。
こんなこと書いたらあれですが、リタイアしたのが、ホンダ批判の先鋒アロンソ、当面のライバルルノーのヒュルケンベルク、ホンダを嫌った?リカルド、コンストラクターズポイント眼下の敵ザウバーのルクレール。(あと一人はライコネン)
ホンダと因縁のチーム、ドライバーばかり。
ホンダ勢は事故に巻き込まれなかった訳ですから、流れは来てますね。
この調子で残り8戦調子を上げて行きましょう!
早くも来週は、イタリアGPモンツァ!です。
2018 Belgian Grand Prix | First-Turn Crash - All The Angles