先々週を4勝2敗で乗り切り、打線もようやく上向きになってホームに戻った先週。
大きな期待を持って見ていたがヤクルトにまさかの3連敗。
内、2試合が完封負けで1試合が1点差負け。
相変わらずの貧打と接戦を勝ちきれないのは結局変わらなかった。
そんな状態で迎えた阪神との3連戦。
苦しい試合が予想されたが、ホームとは言え初戦、2戦目と連勝。
こうなれば3連勝したかったが残念ながらそうは上手くいかなかった。
初戦にしても巨人が勝ったが簡単に負けない阪神に底知れない強さを感じたのも事実。
チーム力は互角と思われるが、優勝経験のあるなしが大きな差となっている印象だ。
先週の巨人(2勝4敗 今季通算15勝14敗3分)
スコア
4月29日 対ヤクルト 0対9 ●
4月30日 対ヤクルト 3対4 ●
5月 1日 対ヤクルト 0対4 ●
5月 3日 対阪神 8対5 ○
5月 4日 対阪神 2対1 ○
5月 5日 対阪神 2対4 ●
打撃成績上位(6打席以上)
岸田 6打数2安打 打点2 .333 .364
坂本 23打数7安打 打点1 .304 .241
佐々木 20打数6安打 打点0 .300 .264
小林 7打数2安打 打点1 .286 .152
丸 22打数6安打 打点2 .273 .253
週間チーム打率 194打数45安打 .232 .231
※赤字は今季通算打率
投手成績
4月29日 先:グリフィン4回0/0 自責8 防5.65 救:5回0/0 自責0
4月30日 先:山崎 5回2/3 自責2 防1.99 救:3回1/3 自責2
5月01日 先:赤星 5回0/0 自責4 防3.60 救:4回0/0 自責0
5月03日 先:戸郷 5回2/3 自責3 防2.39 救:3回1/3 自責2
5月04日 先:菅野 7回0/0 自責1 防1.08 救:3回0/0 自責0
5月05日 先:高橋 5回0/0 自責2 防1.35 救:4回0/0 自責1
週間先発陣防御率 32回1/3 自責20 防5.57
週間投手陣防御率 55回0/0 自責26 防4.25 2.44
※赤字は今季通算防御率
感想
ヤクルト戦3連敗はどう考えてもいただけない。
せっかく先々週DeNA戦3戦目で6点とって打線も上向きと思ったのに、ヤクルト3連戦では2度の完封負け。
阪神3連戦は2勝1敗と勝ち越したが、点数は初戦こそ8点だが残る2戦は共に2点。
相変わらず点が取れない傾向が続いている。
開幕から32試合消化したが、内19試合が2点以下の得点。
総得点82は最下位広島についで少なく、いくらなんでも点を取れなさすぎだ。
投手陣はグリフィンが打たれ、大勢が離脱と憂慮すべき点も出てきたが、今年は菅野が完全復活しており、山崎、戸郷、高橋礼等の先発陣は盤石で、赤星、横川、堀田など控えも充実。
ブルペン陣も酷使されておらず、泉も勝利に貢献したし、無失点を続けるバルドナードなど豊富な陣容を誇り大勢が戻ってくるまでは十分カバーできる。
後は打線ということになるが、ホームランの威力は確かに大きいが無いものねだりをしても仕方がない。
ヒットを重ねて打線を繋げることで、得点を重ねていくしかない。
阪神とチーム打率は1厘しか違わないのに得点が20点も違う現実を考えて欲しい。
確かに本塁打の差は大きいが点の取り方を阪神は知っているとしか言いようがない。
まずは1点ずつでも良いので3点取ることを目指して欲しい。
4点目以降は勢いで取れたらご褒美くらいの気持ちでちょうど良いと思う。
それにしても阪神は強い。
先週3連戦初戦。
巨人が勝ったものの、阪神の粘りを見るにつけ負けても強い!と思わされた。
なので2戦目のサヨナラ勝ちは大きい勝利で、3連勝して一気に追いついて欲しかったがそれは成らなかった。
だがまだ100試合以上残っている。
過去には交流戦で流れが変わることも枚挙に暇がない。
連敗をしないように、コツコツと貯金を増やしていって欲しい。
そうすればチャンスは必ずやってくる。
まだまだこれからだ。
今週は先週に続き月曜に試合が組まれており、アウェイで中日、ヤクルトと6試合。
ヤクルトにはしっかり借りを返して欲しい。
先週のMVP
吉川選手
阪神戦執念のサヨナラヒット。
前の打席チャンスで打てなかった悔しさが打球に乗り移っていた。
守備でも再三、再四の好プレー。
3番に定着して持てるポテンシャルをフルに発揮して欲しい。
32試合消化時点での主な数字
順位 15勝14敗3分 2位
防御率 2.44 2位
打率 .231 5位
本塁打 12本 4位
盗塁 15個 2位
失策 8個(リーグ最少)
得点 82 5位
失点 83 2位