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プロ野球 先週の巨人(4/26~5/1)+セ・パ両リーグ雑感 巨人阪神に3タテくらって虎起こす

両リーグ雑感

阪神がどうやら目を覚ましたようだ。

復帰の青柳が安定しており昨年の活躍が本物なのが証明された。

元々投手陣はリーグ最高の陣容だったし、救援陣も整備されてきたので一気に上がってくることになりそうだ。

それにしても・・・先週も書いたが常に眠れる虎を起こすのはいつも巨人だなあ。

パリーグは空前の投高打低状態。

6チーム中5チームがチーム防御率3点を割っている。

ロッテなど1.88という驚くべき数字。

1試合2点取られていない訳だがそれで11勝15敗はミステリーだ。

まあいずれ上がってくるだろうが。

セもパもチーム力に差がないので、最後はベンチワークが物を言うことになりそうだ。

先週の巨人

スコア

4/26  対DeNA 4対6 ●

4/27  対DeNA 8対2 〇

4/28  対DeNA 7対0 〇

4/29  対阪神   2対3 ●

4/30  対阪神   3対10●

5/1   対阪神   1対8 ●

主な打者の成績

吉川    23打数8安打 打点0 .348 .331

坂本    18打数2安打 打点1 .111 .283

ポランコ  19打数4安打 打点2 .211 .243

岡本    24打数5安打 打点7 .208 .266

丸     20打数3安打 打点3 .150 .248

ウォーカー 19打数5安打 打点1 .263 .293

中島    11打数3安打 打点4 .273 .281

香月    13打数2安打 打点1 .154 .240

大城     8打数1安打 打点2 .125 .269

廣岡     7打数3安打 打点0 .429 .261

立岡     8打数1安打 打点0 .125 .111

岸田     6打数2安打 打点1 .333 .333

小林     5打数1安打 打点0 .200 .188

週間チーム打率 201打数45安打 .224 .249

※赤字は今季通算打率 

投手成績

4/26先発戸郷●        4回2/3    自責点5 3.86

     ブルペン            3回1/3    自責点1 

4/27先発メルセデス〇   7回     自責点0 2.10 

          ブルペン                    2回     自責点

4/28先発山崎伊〇     6回     自責点0    2.55

            ブルペン          3回        自責点

4/29先発菅野●        3回     自責点2 3.78

            ブルペン        6回        自責点

4/30先発シューメーカー   6回          自責点1 0.98

            ブルペン●      3回     自責点

5/1 先発高橋●      5回1/3    自責点2 2.53

     ブルペン        3回2/3    自責点

週間先発防御率   32回 自責点10 2.81 3.07

週間ブルペン防御率 21回 自責点16 6.86 3.64

週間投手陣防御率  53回 自責点26 4.42 3.26

※赤字は今季通算防御率

感想

どうやら完全に寝た虎を起こしてしまったようだ。

今の阪神の勢いを見ると借金10はオールスター前には返済するだろう。

元々力のあるチームで抑えも形が出来つつある。

それにしてもその阪神にスイープされた巨人は大変だ。

しかし明るい面もある。

今年プロ入り初勝利をあげた投手が5人もいると先週書いたが、今回6人目の男として山崎伊織がその仲間入りを果たした。

これだけ多くの投手が同じシーズンにプロ入り初勝利を飾ることは記憶にない。

誰がローテーションを守って1年を通じて投げることが出来るようになるのか。

投手王国の構築は優勝への大きな武器となるので是非ともこの調子を保って欲しい。

それに対して菅野がピリッとせず、ついに登録抹消。

日曜日に高橋が今季初先発でまずまずのピッチングを見せたのは救いだが、ブルペン陣が炎上。

ドラ1コンビの鍬原、平内も打たれ、大勢が居なかったと考えるとゾッとする。

打撃陣では坂本が抹消。

投打の中心選手が二人とも抹消という異常事態。

坂本については前々回サードへのコンバートを考える時期と書いたが、おそらくシーズン途中でのコンバートはないのだろう。

しかし来季はコンバートありきでキャンプからサードの練習を始めるべきと考える。

巨人が今やらなければならないことは投手陣の整備だ。

菅野が欠けた先発陣のローテ再編。

ブルペン陣も大勢につなぐ勝利パターンと、負け試合での投手起用。

ここを明確にして143試合の内60敗は出来ることを前提に上手く疲労を残さずに、投手陣のやりくりをすることが必要だ。

戸郷、シューメーカー、赤星、メルセデス、高橋の5人の先発は確定だが、あと一人を堀田、山崎伊、畠、今村あたりで埋めることになるだろう。

ブルペンデラロサの調子が上がってくることを期待したい。

それが成れば上記6人目の先発から外れた3人と高梨、鍬原、平内、大江、に今は2軍のビエイラの復活に期待。

オールスター前後に中川の復帰が成れば、それなりのボリュームを望める。

このところペナント終盤に息切れすることの多い巨人。

今年は1年を通じて安定した戦績を残せるようにしてもらいたい。

今週はマツダスタジアムで広島、ドームに戻ってヤクルトとの6戦。

昔はGWの広島戦と言えば巨人にとって鬼門だった。

今年も菅野、坂本が居ない状態で迎えることになるが、眼下の敵2チームとの戦い。

ここは5分の星でも良しとするくらいの気持ちでいたい。

 

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