両リーグ雑感
セリーグは首位ヤクルトがコロナ禍の影響もあってペースを落とした。
その間に阪神がぐんぐん勝ち星を上乗せしてついに貯金３。
さすがにペナントについてはヤクルトの優勝は固いだろうが、ＣＳはわからない。
ここまで調子を上げてきた阪神には矢野監督に花道をという機運が出てくる。
人間だから矢野監督に良い思いを持っていない選手も少なからずいるだろう。
しかし、そんなことで頑張れない選手はたかが知れている。
今やらなければいつやるの！
今でしょ！ って相当古いな。
個人ではヤクルト村上が驚異の５打席連続ホームラン。
あの懐の深い構え、どこに投げても打たれそうな感じだ。
まだ２２歳。
末恐ろしい。
パリーグは西武が少しずつ混戦から抜け出しつつある。
他球団が勝ったり負けたりの中、西武だけが貯金を増やしている。
昨年のヤクルトのような雰囲気だ。
各球団残りまだ４０試合以上あるが、これ以上西武に走らせたらアッと言う間に安全圏に逃げ込まれてしまいそうだ。
２年連続前年最下位からの優勝も見えてきた。
先週の巨人
スコア
8/2 対阪神 ３対６ ●
8/3 対阪神 １対２ ●
8/4 対阪神 ７対０ ○
8/5 対ヤクルト ９対５ ○
8/6 対ヤクルト ３対２ ○
8/7 対ヤクルト ７対４ ○
主な打者の成績
吉川 ２４打数４安打 打点３ .１６７ .２８５
重信 １８打数２安打 打点０ .１１１ .２３１
丸 ２２打数６安打 打点４ .２７３ .２８０
岡本 ２１打数６安打 打点３ .２８６ .２４９
ポランコ １７打数５安打 打点６ .２９４ .２５４
中田 １４打数５安打 打点１ .３５７ .２７７
大城 １４打数６安打 打点４ .４２９ .２４６
中山 １２打数３安打 打点１ .２５０ .１９３
ウォーカー ６打数２安打 打点２ .３３３ .２７７
増田陸 ６打数２安打 打点１ .３３３ .２５８
ウィーラー ５打数１安打 打点１ .２００ .１８６
北村 ７打数０安打 打点０ .０００ .１８８
岡田 ７打数０安打 打点０ .０００ .１４３
週間チーム打率 １９４打数４６安打 .２３７ .２４６
※赤字は今季通算打率
投手成績
8/02先発（負） メルセデス ６回２/３ 自責点３ ３．００
8/03先発（負） 戸郷 ８回０/０ 自責点２ ２．８７
8/04先発（勝） 山崎伊 ８回０/０ 自責点０ ３．４１
8/05先発（勝） 堀田 ７回０/０ 自責点１ ５．６７
8/06先発 直江 ４回０/０ 自責点２ ３．７２
8/07先発 シューメーカー ３回２/３ 自責点４ ４．６３
週間先発防御率 ３７回１/３ 自責点１２ ２．８９ ３．９１
週間ブルペン防御率 １６回２/３ 自責点 ６ ３．２４ ４．２０
週間投手陣防御率 ５４回０/０ 自責点１８ ３．００ ４．０２
※赤字は今季通算防御率
感想
先週火曜水曜の阪神戦で連敗。
その試合を見ていると、目標のあるチームと無い（ように見える）チームとの勢いの差をまざまざと感じてしまった。
だめだなこれは・・・と正直思ったが、阪神３戦目に山崎伊織が好投して完封で勝利すると潮目が変わり、何とヤクルトに３連勝。
巨人選手コロナ集団感染明けでどうなるかと思ったが、ＣＳ進出に首の皮１枚残った。
前述の山崎と共にヤクルト戦では堀田が好投。
これで赤星が復活すれば開幕の頃の勢いが戻ってくる
それと、あの井納投手が３試合登板して各１イニング投げ１勝１ホールド！
６月２２日のＤｅＮＡ戦で打者ひとりに投げて四球を与え即2軍落ち。
当時解説の谷繁氏が、野球人生が終わりに近づくような４球と酷評したが、さすがの宇宙人井納もその言葉で発奮したのかもしれない。
まだまだこれだけでは信頼を取り戻すには時期尚早だが、崩壊状態だったブルペン陣の救世主になってくれるかも。
久方ぶりの週間勝越しを決めた巨人。
まだ借金３でＣＳ圏外だが今後に希望を持たせてくれた１週間だった。
今週は最下位中日と、ここ最近負けが混んで５位に転落した広島との６連戦。
ＣＳ圏内を目座すためにも下位の球団に浮上のきっかけを与えてはならない。
今週も４勝２敗、あるいは５勝１敗程度で乗り切ればＣＳ圏内が見えてくる。
ではまた来週。
