夏の甲子園大会が始まった。
当然のことながら仕事があるので全ての試合を見ることは出来ない。
たまたま見ることが出来た試合で印象深い試合をピックアップしていく。
まずは一関学院と京都国際。
初日から好試合となり一関学院が勝利した試合だ。
早速私のベスト8予想の一校が姿を消した訳だが負けに不思議な負けは無しだ。
エース森下君が完全には復調していなかった。
京都国際がセンバツをコロナ禍により辞退し代理出場の近江が準優勝したのは記憶に新しい。
その近江が声をかけて6月8日に京都国際と練習試合が行われたが、森下君は登板しなかった。
肘の具合が悪かったからだ。
今大会の予選でも京都国際は2番手で投げた森田君と3番手の松岡君の方が投球回数は多く、森下君は準決勝の後半と決勝でしか投げていない。
その2試合で好投したので甲子園初戦は森下君先発でいくしかなかっただろう。
何とか間に合ったと言うのが実情だ。
しかし試合後の談話でも語られていたが、本調子ではなかったのだ。
京都国際にしたらやや悔いが残る結果ではなかろうか。
対する一関学院。
岩手は花巻東という強豪が君臨して以降打倒花巻東の機運が高まっておりレベルが上がっているのは間違いない。
先発したアンダースローの小野君も終盤打たれたが、十分に試合を作った。
プロ野球でも今年は青柳や與座などアンダースローの当たり年だが、高校生がアンダースローを打つには確かな技術が必要だ。
京都国際打線は打ち急ぎが目立ち、タイミングが合っていなかった。
終盤追いついたのはさすがだが、一関学院も粘り強かった。
東北勢のレベルは間違いなく高い。
今大会の行方が益々わからなくなった。
ではまた。