コロナ禍により2試合が中止となり4試合だけ行われた先週の巨人。
貧打に泣いた打線が上向き好調ヤクルトを撃破。
阪神追撃ムードが高まったと思ったら菅野でまさかの敗戦。
今村も打たれてしまい終わって見れば2勝2敗。
新外国人ストークは申し分ないデビューではあったが、守備と走力に弱点が。
もうひとりのテームズはまさかのアキレス腱断裂。
今季は絶望であろう。
幸いウィーラーが神がかり的な活躍。
高梨と共に楽天から来た二人は改めて最高級の補強だった。
先週の結果
スコア
4月27日 対ヤクルト 14対11 〇
4月28日 対ヤクルト 7対3 〇
4月30日 対中日 2対3 ●
5月1日 対中日 6対9 ●
主な打者の成績
梶谷 18打数9安打 打点5 .500 .287
若林 11打数4安打 打点0 .364 .290
坂本 17打数3安打 打点1 .176 .273
岡本 19打数7安打 打点9 .368 .241
丸 16打数6安打 打点2 .375 .224
ウィーラー 16打数11安打 打点6 .688 .519
大城 14打数4安打 打点2 .286 .286
スモーク 15打数8安打 打点2 .533 .533
吉川 5打数1安打 打点0 .200 .222
週間チーム打率 155打数53安打 .342 .260
※赤字は今季通算打率
投手成績
4月27日 畠 2回 自責点5 4.95
4月28日 髙橋 7回 自責点3 1.80
4月30日 菅野 7回 自責点3 2.13
5月1日 今村 4回2/3 自責点4 2.37
週間先発防御率 20回2/3 自責点15 6.53 3.26
週間ブルペン陣防御率 15回1/3 自責点10 5.87 3.78
※赤字は今季通算防御率
感想
阪神佐藤はもう間違いないね。
初4番で逆転満塁ホームランなんて芸当は普通は出来ない。
改めてとんでもない選手が阪神に入ってしまった。
入ってしまったという書き方は品がないが、巨人が最初に獲得を公言しただけに、残念で仕方がないというのが偽らざる心境だ。
阪神はこれで勢いがさらに加速するなあ。
明日の「おはよう朝日」は絶対にスルーだ(笑)。
この勢いを止めるのは難しい。
以前投稿した4月6日~11日の先週の巨人で8割がた阪神で優勝決まりと書いたが、今は、ほぼ100%阪神優勝って気持ちだ。
しかしそれでは巨人ファンを名乗れない。
選手層の厚さと原采配で食らい付いてもらいたい。
交流戦で流れが変わる可能性も残されている。
そこで先週の感想。
私は27日に桜井を先発で起用し、髙橋を1回飛ばすと予想した。
しかし原監督は中5日で畠、髙橋とローテ―ション通りで使ってきた。
決して先発陣の層が厚くない巨人はいずれ中5日で回さなければならない時が来る。
そのため畠、髙橋と二人の投手を中5日でどこまで投げられるか試したように思う。
結果は共に勝利。
畠の乱調は中5日が影響したか不明だが、高橋はそれを物ともしなかった訳だ。
恐れ入った。
巨人の投手で高橋姓に外れ無しである。
ここでせっかく連勝したのに、菅野で敗れたのは痛い。
先発としての責任は果たしているが、3点ビハインドの状態にしてしまったのは不満。
菅野だからこそあえて厳しく書かせてもらう。
ヤクルト戦であれほど爆発した打線が僅か5安打というのも巡り合せが悪かった。
1日の中日戦も後半に相手投手を捉えたが、追いつくことができず最後は離された。
結局2勝2敗だが、何というか1勝3敗の可能性もあったし、3勝1敗にし損ねた感じもあって複雑な気分にさせられた週だった。
ストークはここしばらくなかった新外国人好スタートを切ってくれた。
しかし守備ではひとつ綻びを見せた。
巨人が他球団に比べて圧倒的に優れているのは守備力だ。
阪神と比べるとよくわかる。
阪神より優れている守備で不安が生まれたのは、ストークの打力の優位性を打ち消してしまう可能性がある。
原監督はその点に関しても相変わらずポジティブだ。
それが救いなんだけどね。
今週は 広島と3試合、ヤクルトと2試合。
阪神に食らい付いていかないといけない。
また来週。