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第106回夏の高校野球甲子園大会 ベスト8出揃う 優勝経験校は東海大相模ただ1校

夏の高校野球も順調に日程を消化し、ベスト8が出揃った。

つい先ほどまでベスト8最後の椅子をかけて早稲田実と大社が熱戦を繰り広げていた。

おそらくタイブレーク導入以降最高の熱戦だったのではないか。

早実タイブレーク用に特化したと思われる守備も凄かったが、大社の投手の気迫のピッチングも凄かった。

こうして大社が93年ぶりに8強入りを決めた訳だが、以下にベスト8を列挙する。

青森山田 (青森)  14勝11敗   

○関東一  (東東京) 16勝8敗

東海大相模(神奈川) 21勝9敗

滋賀学園 (滋賀)   3勝1敗

○京都国際 (京都)   6勝2敗

智辯学園 (奈良)  31勝21敗

○大社   (島根)   7勝8敗

神村学園 (鹿児島) 11勝6敗

※勝敗数字は夏の選手権の通算成績

大会前、出場が決まった段階でベスト8を予想したが(組合せ前だったので12校挙げた)的中は東海大相模、京都国際、神村学園の3校のみ。

優勝予想の智辯和歌山は何と初戦で姿を消した。

地区別に見ると、東北1、関東2、近畿3、中国1、九州1。

万遍なく散らばった印象だ。

夏の選手権優勝経験校は東海大相模のみ(2回)残る7校は優勝すれば初優勝。

近畿は報徳学園大阪桐蔭智辯和歌山が早々に敗れたのに3校進出は驚いた。

京都国際は春の近畿大会を制しており実力は折り紙付きだが、智辯学園滋賀学園は今大会については甲子園で波に乗って来たチームと言える。

特に滋賀学園のようなチームは決勝まで行くケースがよくある。

今大会は俗に言う強豪校、名門校が早々に敗れるケースが目立った。

地区ごとに見ても、ベスト8に残ったチームは前評判の高かったチームより、その次の評価だったチームが多く残ったように思う。

準々決勝のカードは興味深く、関東一と東海大相模は97回大会で、京都国際と智辯学園は103回大会でそれぞれ準決勝で対戦しており、共に後者が勝って決勝戦に進んだ。

負けた方の監督は、リベンジに燃えているはずだ。

ここからは中1日休養日をはさみながら準々決勝、準決勝、決勝と行われるので、それぞれがほぼベストのコンディションで試合に臨むことが出来る。

8チームとも複数の投手がおり、熱戦が期待出来るだろう。

優勝予想は正直言って全くわからない。

関東一と京都国際と一応書いておく。

自信は全くない。

 

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