阪神はメンバーを固定してシーズンを戦い優勝した。
これを昭和の野球という人も居る。
オリックスは毎試合毎試合打順を入れ替えてシーズンを戦い優勝した。
これが令和の野球という人が居る。
じゃあ巨人の野球は令和の野球なのか。
オリックスと決定的な違いがある。
オリックスは中島監督が2軍監督時代から手塩にかけて育ててきた選手が現在1軍のメンバーの大半を占めている。
ツーと言えばカーではないが、お互い信頼関係が強くワンチームという趣きだ。
対して巨人はベテランの生え抜きと移籍組に若手、外国人とバラバラの構成だ。
オリックスとはそこが違う。
根本的に違う。
先週の巨人(3勝2敗 今季通算68勝67敗2分)
スコア
9月18日 対ヤクルト 4対3 ○
9月20日 対阪神 3対4 ●
9月21日 対阪神 5対3 ○
9月23日 対広島 3対7 ●
9月24日 対DeNA 6対0 ○
打撃成績上位(5打数以上)
坂本 21打数9安打 打点10 .429 .296
長野 10打数4安打 打点0 .400 .271
門脇 15打数5安打 打点0 .333 .262
大城 12打数4安打 打点5 .333 .276
吉川 16打数4安打 打点1 .250 .260
週間チーム打率 171打数42安打 .246 .254
※赤字は今季通算打率
投手成績
9月18日 先:グリフィン5回0/0 自責0 防2.92 救:7回0/0 自責2
9月20日 先:山崎 6回0/0 自責2 防3.00 救:2回0/0 自責2
9月21日 先:赤星 8回0/0 自責0 防3.67 救:1回0/0 自責3
9対23日 先:菅野 6回0/0 自責4 防3.36 救:3回0/0 自責3
9月24日 先:戸郷 9回0/0 自責0 防2.48 救:0回0/0
週間先発防御率 34回0/0 自責6 防1.59 3.30
週間救援陣防御率 13回0/0 自責10 防6.92 3.84
週間投手陣防御率 47回0/0 自責16 防3.06 3.50
※赤字は今季通算防御率
感想
この「先週の巨人」はあくまで月曜日から日曜日の1週間の結果について記している。
その先週はヤクルト、阪神、広島、DeNAと4球団と対戦。
いよいよシーズンの終わりが近づいたことがわかる。
巨人は20日、阪神戦に敗れたことで対阪神戦直近10試合を1勝9敗。
最終戦こそ一矢を報いたが、来季に悪い影響が残る負けっぷりだった。
巨人だけで阪神に貯金を12個も与えてしまったことになる。
あくまでこの記事のテーマは「先週の巨人」なので例外的に月曜日に試合があった場合は結果が分かっていても個人成績には反映させない。
今週の月曜(25)は平日だったがDeNAとの試合が組まれ巨人は敗戦。
自力でのCS進出が消滅している。
私個人は昔からCS反対だが、今シーズンも4位で終えてしまった場合、来季原監督続投になれば世間のバッシングをあびることになるだろう。
どうも原監督続投が既定路線のようなので、CS圏内に入ってあわよくば下剋上を決めて少しでも支持率をアップしておきたいところだろう。
明るい話題としては、坂本選手がサードコンバート後打ちまくっていること。
選手生命も伸びるのではないか。
一時は難しくなったと思われた3千本安打も見えてきた。
今週は前述のDeNA戦が2連戦であとは週末の中日戦、合計3試合。
それを含めて残り5試合。
いよいよ大詰めだ。
■137試合消化時点での主な数字
順位 68勝67敗2分 4位
防御率 3.50 5位
打率 .254 1位
本塁打 163本 1位
盗塁 46個 4位
失策 51個(リーグ最少)
得点 517 2位
失点 502 5位