本題に入る前に皆様に御礼申し上げます。
おかげさまで300万を超えるアクセスを頂戴しました。
こんな稚拙な文をお読みいただき感謝、感謝でございます。
これからもよろしくお願い致します。
安藤選手の復帰初戦、ネーベルホルン杯の結果が出た。
SP2位、フリー4位、総合2位。
ミニマムポイントも余裕でクリアしてまずはこれ以上ない結果と言って差し支えないだろう。
この大会の参加についてはいろいろと外野が騒がしいが、この雑音の中で結果を残す事が出来た安藤選手は精神的にも強くなったと思う。
母は強しって感じだろうか。
まだ写真でしかこの大会の安藤選手を見ていないが(^。^;
すごく良い表情をしている。
何だか内面の成長を物語るような大人の表情だ。
例によってプロトコルを見る。
安藤選手自身4分の長丁場を滑り切るスタミナがまだ戻っていないという事もあって、まずは滑り切る事を目標にしたと思われる。
スピン関連やステップシークエンスはほとんどレベル2である。
比べるのは酷だが2011年の世界フィギュアではスピンは全てレベル4、ステップシークエンスもレベル3だった。
今回は最初から無理をせずレベルを落としてスタミナを持たせる事を優先したのだろう。
最初のジャンプも本当は連続ジャンプだったらしいが単独になってしまったようだ。
もし、今までの安藤選手ならその後に大きく崩れる可能性があった。
2011年の安定した演技の背景にはモロゾフがいた事が大きな要因だ。
しかし今年彼はいない。
そんな中何とか演技をまとめてきたのに彼女の精神面の成長を感じる。
とは言え、これでソチに向けては、ようやくスタートラインに立てたというのが正直な所だろう。
ただ、調整途上の中、ネーベルホルンン杯参加という賭けに勝った事は間違いなく、新しいコーチも決まったようだし、これからは上昇あるのみという感じではある。
ソチまであと131日、熱き戦いがいよいよ始まる。