澤村投手2013年6月13日バファローズ交流戦以来1年2カ月ぶりの完封。
内海投手2012年8月17日カープ戦以来2年ぶりの完封勝利。
ジャイアンツ2005年上原、高橋尚以来9年ぶりの2試合連続完封勝利。
誰がこの二人の連続完封勝利を予測できたでしょうか。
台所の苦しいジャイアンツ先発投手陣のその中で故障に苦しんだ澤村と内海。
今季1勝の澤村に3勝の内海。
この二人が共10奪三振の力投で自軍を勝利に導きました。
相手投手が9年前の連続完封の一人、尚成というのも何かの縁でしょうか。
完封どころかなかなか調子が上がらなかったこの二人が連続完封するというのは、昔東映フライヤーズが奇跡の5者連続ホームランを放ったのに匹敵する驚きといえば言い過ぎでしょうか。
これはきっと何かの予兆なんです。
でないとこんな現象は起きません。
何の予兆かと言えば、それはもう優勝しかありません。
タイガースがかつて1985年、槇原からバックスクリーンに3連発を叩きこんだ事が勢いをつけたと言われ続けているように、今回の澤村、内海の連続完封は優勝へのサインである事にほぼ間違いないように思えます。
タイガースも最後無死満塁の大ピンチが雨天コールドになるという神がかり的勝利をあげましたが、最後までペナントを盛り上げようとする野球の神様の悪戯なんでしょうか。
今日は「居てくれなかったらどうなったんだろう大竹」が先発でジャイアンツ10勝1番のりを目指します。
さあ、4コーナー回って最後の直線、ジャイアンツ逃げる!逃げる!