報道によりますと、OPBFバンタム級王者、IBF世界バンタム級4位、WBC世界2位、WBA世界7位、岩佐亮佑が、IBF世界チャンピオン、ランディ・カバジェロへの挑戦者決定戦出場が決まったとの事です。
対戦相手はIBF世界6位セルヒオ・ペラレス。
強打を武器にするサウスポーとのことです。
岩佐と言えば何といっても山中“ゴッドレフト”慎介との戦いが思い出されます。
山中が最も苦戦した相手ですが、ここまでなかなかチャンスに恵まれませんでした。
しかし今回この決定戦を落札したのが帝拳プロモーションという事で、山中慎介とカバジェロの統一戦は段取り的にはどうなるのかなって思うところです。
まあこういったプロモートに関する部分はまだまだ勉強不足でわかりません。
まあそれはそれとして、岩佐選手にとってついに巡ってきた大きなチャンス。
是が非でも物にして、カバジェロとの世界戦にたどり着き、一気にカバジェロも攻略して欲しいですね。
カベジェロもかなり強そうですが、岩佐も前述の通り山中と互角の戦いを繰り広げた実力の持ち主。
しかしながら昨年から今年にかけてタフなフィリピン選手との2試合で苦戦したことも事実であり、カバジェロにハートで負けない事がとても大切です。
いずれにしても一瞬たりとも目が離せない熱戦になる事は間違いないでしょう。
バンタムはWBO王者の亀田がWBAのマクドネルと統一戦を行う事が決まっています。
帝拳は岩佐とカバジェロの試合を徹底的に研究し、満を持して山中をこの勝者にぶつけて統一戦を行う算段なんでしょうか。
そうなれば岩佐、カバジェロどちらが勝っても、かなり盛り上がりそうですね。
まずはチャンス到来の岩佐の勝利を願いながら、決定戦を楽しみに待つ事にします。
岩佐亮佑 19戦18勝(11KO)1敗
セルヒオ・ペラレス 26戦24勝(16KO)2敗
ランディ・カバジェロ 22戦22勝(13KO)
山中慎介 24戦22勝(16KO)2分