影無茶のスポーツ24/7

ルール知らなくても面白く読んでいただけることを目指します

村上選手、小塚選手、なんだか寂しい結論が待ってそうで・・・

いよいよ今シーズン最後の大会4か国対抗が始まりますが、それが終わると・・・。

私の予感。

本当は私の下手な競馬予想と同じように外れて欲しいのですが・・・。

村上佳菜子選手が国別対抗のインタビューで、今後の去就について「どうするか決めている・・・」と話したようです。

元々モチベーションを維持させるのが難しいタイプですが、今シーズン、自身の要望でSP、フリー共にオペラ座の怪人で勝負に出たのに思うような結果が出なかった事はかなりショックだったでしょう。

世界選手権でようやくいい演技が出来たことで(特にSP)逆に彼女の中でひとつの区切りがつけられたのではないでしょうか。

「どうするか決めている・・・」

村上選手には他の日本選手にはない艶やかさ、女性らしさが備わっています。

彼女らしさをもっと表現できるコーチ、振付師に師事すればもっと違う魅力が出てくると思います。

まだ二十歳。

何とかモチベーションを維持して、目標を見つけ、競技生活を続けて欲しいのですが・・・。

小塚選手。

彼がトークショーで発した言葉「戦う意志があるなら続けるし、ないならやめる・・・」

私は昨日まで村上選手は辞めないと信じていましたが、小塚選手については世界選手権後に競技生活を引退すると思っていました。

足の故障は、小塚選手から彼本来のジャンプを奪ってしまいました。

カープの前田選手はアキレス腱を断裂した時に、「前田という打者は死にました」と発言しましたが、小塚選手自身も、もう、あの時の自分には戻れないとどこかで思っているのかもしれません。

怪我をする前を100とするなら、今はおそらく80が精一杯で、シーズン中満足いくパフォーマンスを見せる事が出来るのは1試合だけという感じだと思います。

そのピークを全日本に合わせて、見事世界選手権の切符を手に入れる事が出来たのは小塚選手の意地と経験の成せる技でしょう。

世界選手権を最後の舞台として自ら引き際を演出して見せた。

私はそんな気がしてなりません。

小塚選手に対してはこれ以上苦しむ姿を見たくないというのが私の偽らざる気持ちです。

間違いなく日本フィギュア界を牽引してきた二人。

間もなくその答えが明らかになります。