影無茶のスポーツ24/7

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私はフィギュアGPシリーズNHK杯をこう見る

毎週GPシリーズについて投稿させていただいてました。しかし、パリで発生したテロは私のGPシリーズへの関心を著しく低下させてしまいました。先週のロステレコムはほとんどニュースも見ず、記事も読みませんでした。まだ完全に熱が戻った訳ではありませんが、羽生・浅田両選手が出場するNHK杯が始まってしまいます。今の私はファイナル進出争いは置いといて、キスアンドクライで選手達が見せる心からの笑顔。全選手の笑顔を見たい。そう思っています。

スポーツ選手はどのような試合でも出場するからには勝利を目指してベストを尽くす。

それが本能です。

浅田選手は3Aの成功はもちろん、世界最高難度プログラムをパーフェクトに滑り切る事を。

宮原選手は本郷選手がロシアで成績が伸びなかったことで逆転のファイナル出場を目指し、

ワグナー選手は彼女史上最高のフリーを(私見ですが)見せつけてゴールドを上回る事を。

パゴリラヤ選手は上位進出をかけ一発逆転の演技を披露してファイナル進出の夢をつなぐ事を。

ジン選手は羽生選手の前で世界最高難度の衝撃プログラムを成功させる事を。

ロシア勢不振の中、コフトゥン選手は羽生を相手に優勝し堂々GPシリーズ進出を決める事を。

ブラウン選手は4回転を成功させ、元々定評のある表現力にプラス大きな武器を得る事を。

そして羽生選手はプログラム後半の4回転+3回転、3Aからの連続ジャンプ2セットを完璧に跳び、昨年カップオブチャイナで激突した後遺症から完全に脱却して再び絶対王者の称号を取り戻す事を。

その他の選手もパーソナルベストを目指して果敢に試合に挑む事を。

決してファイナル進出がすべてではありません。

あくまで結果。

しかし選手達は全力でリンクを滑ります。

ファイナル進出が叶わなくても挽回、逆転のチャンスはまだまだあります。

NHK杯は結果を二の次に、各選手ベストを尽くした演技を堪能したいと思う今日この頃です。