今年もフィギュアスケートシーズンが始まってしまいました。
最近は、毎年胸が痛くなるようなシーズンが続き、ああ、今年も・・・と思う反面、それを上回る感動が忘れられず結局目が離せなくなる自分がいます。
他の方のタイトルにあるように、楽しく見るように努力しなければなりませんね。
さて、GPシリーズ初戦スケートアメリカ。
ロシアトップクラスの参戦はありませんでしたが、アメリカのエース二人が出場。
それになんといっても浅田選手がいきなり登場ということで注目度大です。
なんでも今年はSPに関してはランキングに関係なく全選手抽選で滑走順を決めるとのこと。
その結果が何と浅田選手3番目滑走。
ランキング上位の選手がいつも最終グループなので、プレッシャー軽減の為と説明してましたが、ジャッジの方々の癖、すなわち最初の方は点数が抑えぎみになることを変えないとこの方式はだめでしょう。
おそらく今年限りではないかと・・・。
その浅田。
SPもフリーもリチュアルダンス。
一昨年村上選手がオペラ座の怪人で同じ試みをしたのは記憶に新しいですが浅田が挑戦してきました。
いや、素晴らしかったです。
シーズン初戦なので、順位は気にしなくて良いです。
とりあえずの目標は全日本にピークを持っていくこと。
まだまだ先は長いです。
今回のスケートアメリカでもフリーは上げてくると思いますがGPシリーズで作りすぎると、必ず息切れします。
これくらいがディスイズ丁度いい❗です。
全日本SP、フリーでのリチュアルダンス完成形を見るのが楽しみです。
気になるのはステップがレベル3だったこと。
これは私がいつも書いている審査員による選手の格付け。
演技の出来に関係ないところで得点の甘辛が出てしまう。
採点競技の闇の部分です。
インタビューの浅田選手の表情。
明らかにステップの採点に不満を持っていましたね。
どうなんでしょうか。
私は浅田のステップは世界一と思っています。
今回の出来も素晴らしかったのに何故かレベル3。
もしかしたら刻むというより、滑るとみられたのかな。
いずれにしても、次はいるんな意味で注目です。
村上選手はまたやってしましました。
まだ21歳なんですね。
グレイシーゴールドと同じ。
精神的弱さが問題ですが、一皮剥けるチャンスは残っています。
頑張って欲しいです。
それに比べて精神的強さを見せてくれた三原選手。
実はこの子を初めて見ましたが、心と身体、技術のバランスが理想的という印象を持ちました。
ほんとに日本女子勢は層が厚いです。
ゴールドはシーズン当初はいつもこんな物。
身体はここ2年に比べ絞れているようですし、オリンピックに向けていよいよ本気を出そうという態勢なんでしょう。
ワグナーは自分を知り尽くしてますね。
多少粗削りでも私はこれが持ち味よ❗って感じの堂々たる演技です。
世界選手権銀の勢いは今シーズンも持続してました。
こうして、今年も始まったフィギュアスケート。
オリンピック前の大切なシーズン。
世界選手権ではオリンピックの出場選手枠が決まります。
四体陸も本番リンクでの開催ということで、例年以上に意義ある大会となります。
さて、世界選手権に見事照準を合わせる選手は誰か。
長いシーズンの幕開きです。