とうとう成し遂げた!
大混戦のセリーグを制したのは巨人!実に4年ぶりの優勝だ。
前日に巨人が勝ち、阪神が敗れてマジック1。
菅野登板に合わせたかのようなタイミング。
もうこれは今日優勝を決めるしかないと思っていた。
2対1から相棒小林のタイムリーがチームを完全に勢いに乗せた。
終って見れば8対1。
スガコバが熟練の技を見せ、主砲岡本が3打点。
吉川も新安打製造機かの如く5打数4安打。
ユーティリティ増田大も2打点。
9回はブルペンを支えた高梨からラストワンアウトを守護神大勢へのリレー。
最後のバッターのセンターに抜けようかと言うあたりを吉川がさばいてスリーアウト。
ここに4年ぶり39回目のリーグ優勝が成った。
大混戦を抜け出したのは、投手力を中心とした守りが他球団に比べて一日の長があったからだと考えられる。
菅野が完全復活。
シーズン前に15勝も挙げるとは誰が想像しただろう。
今日のピッチングは正に円熟。
針の穴を通すようなコントロール。
ひとりで貯金12はMVPの最有力だ。
今年は各球団点が取れず、自然投手力が整っているチームが優勢だった。
その中で巨人はチーム防御率こそ阪神に僅かに及ばないが、失策がリーグ最少。
総合力、阿部監督はチーム力を優勝の要因にあげていたが、正にその通りだろう。
本当に良かった。
今日だけはこの余韻に浸っておきたい。