影無茶のスポーツ24/7

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串カツ田中の「禁煙」から導き出された結果はある意味当然

仕事以外全部趣味

 

いろいろと話題を提供してくれる串カツ田中

少し前のニュースになりますが、店を全席禁煙に踏み切った後の売上が直近で二桁増になった記事を読みました。

居酒屋が禁煙にすることは自殺行為との声もありましたが、結果論ではなく、今後喫煙可能な店は徐々に客数を減らす可能性があることを示した数字だと思います。

厚生労働省が出している数字によると、日本人の喫煙率は男性で27.8%、女性が8.7%(2018年10月)

男性はピーク時(昭和41年)から50年間で何と56ポイント減少しています。

最も喫煙率が高い年代は40代で35.5%。

30代と50代が33%とこれに続きます。

20代と60代はそれぞれ23.3%、21.3%。

飲食店が禁煙化に踏み切れないのは利用者のボリュームゾーンが比較的高い%になっているからでしょう。

しかし20代の喫煙率が10ポイントも少なく、最近の健康志向と、たばこ代の高さなどで、喫煙率が劇的に増えるとは思えず、この傾向はさらに顕著になるでしょう。

喫煙者にしても、ヘビースモーカーと、たしなむ程度の人では全く依存度が違います。

禁煙の店に喫煙者が行くことはあっても、喫煙可能な店に禁煙者がいくことはまずありません。

喫煙者が多く集まり煙草の煙が店内に充満する。

店の空気は悪くなる一方です。

喫煙者でも本数吸わない人は、どのみち空気が綺麗な店を好むようになるでしょう。

そうは言っても飲食店、特に常連さんの多い小型店の悩みは深いでしょう。

禁煙にすれば一定のお客様は確実に逃げてしまう。

しかし、たばこじゃない、マスターの、料理の、酒の魅力で通ってるって人もいます。

そういう客を大切にしながら、タイムラグはあるでしょうが、禁煙にすることで後々確実に増えるであろう新規客を掴む。

これが正解と個人的には思うんですけどねえ。

まあ、言うは易し、一定期間でも客が離れれば死活問題。

最後まで喫煙可能な店として孤軍奮闘するのか。

その場合は最終的に固定客をつかめるでしょう。

しかしパイは確実に減っていきます。

愛煙家には気の毒ですが世の中は確実に禁煙化に向かっています。

飲食店は難しい決断を迫られますが、串カツ田中の状況はとても貴重な考えるヒントになったと思います。

アジアカップ 日本代表ベスト4! 改めて思ったVARが与える大きな影響

最近なかなかブログを更新する時間が取れませんでした。

読者登録させていただいてるブログは出来る限り読ませてもらってるので、モチベーションが落ちることはありませんが、記事を投稿してこそなので少し焦っていました。

ようやく少し落ち着いたので久々に投稿させていただきます。

アジアカップ決勝トーナメント準々決勝。

日本代表はベトナム相手に1対0で勝利して準決勝進出を決めました。

トーナメント1回戦でのサウジアラビアとの戦い。

圧倒的にボールを支配された中で1対0で勝ち上がるあたり、やっぱり不思議な強さを持っている森保ジャパン。

準々決勝は新興勢力ベトナムが相手。

選手の表情がいいですね。

闘志あふれる顔つき。

戦うオーラが身体からほとばしっています。

とにかく走る、走る、走る。

速い、速い、速い。

なんだか少林サッカーを見ているようです。

戦前、ベトナム侮るなかれというムードが充満していました。

確かに勢いが感じられます。

前半は勢いそのままにベトナムの選手たちがピッチを走り回ります。

 

隙あらばボールを奪おうとするベトナムの選手達。

キーパー権田の中途半端なキックで、本当に危ない場面もありました。

その場面がトラウマとなり、今日の試合キーパーへのバックパスがやたらに多く、精神衛生上よくありませんでした。

日本は攻撃の糸口を掴めずパスを回すだけでシュートまで持っていけません。

前半は正直、消化不良の戦いでした。

 

それでも後半に入ってからは地力の違いを随所に見せてくれました。

圧倒することは出来ませんでしたが、前半と違い安心して見ることが出来ました。

ベトナムの選手の動きが前半に比べ落ちたように見えたのも、日本が後半に入ってパススピードや選手のポジショニングなど前半とはリズムを変えてきたり、相手ボールを奪う率も高くなったりしていたので、動きたくても動けなかったのでしょう。

最後は堂安のPKによる1点を守りきりサウジ戦に続く1対0の勝利。

ベスト4進出を決めました。

しかし私は言いたい。

いくら力を付けてきたといっても大舞台の経験は日本の方がはるかに多い。

1枚も2枚も日本が上でしたと誰もが思うような試合をして欲しかったんですが、結果的にはそこまでの感覚には至りませんでした。

主力組の戦い方は速いパス、切れ味するどいドリブルなどでボールを回して流れの中で得点を取るパターン。

今日も、縦にボールを入れてからの速いパスで相手を翻弄してペナルティエリアに侵入してシュートに持っていく。

後半こそ特徴が出ていましたが、ウズベキスタン戦で見せた4本の連続ミドルシュートのような攻撃も有りだったのではと思ってしまいました。

それでもやっぱり森保ジャパンは強いです。

次はおそらくアジア最強と言われるイラン戦ですが、久々の戦い。

ここまでくればどこと戦っても大変ですが、それは相手国にとっても同じこと。

中3日あるのでしっかりケアをして大一番に臨んで欲しいです。

ところで、Wカップで大きな影響を与えたVAR(ビデをアシスタントレフェリー

アジア大会でも準々決勝から採用されましたが、さっそく流れを変える大きな判定がふたつ出ました。

最初は柴崎のコーナーキックから吉田が頭(と思われた)で合わせた得点。

ここでまさかのVARの確認。

結局吉田の得点はハンドだったとのことで認められず。

日本の先制点が幻になってしまい再び0対0から再開。

ところが決勝点となった堂安のPK。

これもゴール前で倒された堂安のプレーがPKに値するのかをしばらくたってから、VARによって主審がPKの判定とするなど、この方式が採用される以前ならば、考えられなかった結果です。

今日、日本代表はVARに泣き、VARに救われた。

このVARの導入はサッカーを大きく変えました。

試合結果にも大きな影響を与えることを改めて気付かされました。

このアジアカップでもまだまだVARによって悲喜こもごもな場面に遭遇しそうです。

ではまた。

サッカー日本代表 明らかに過去の代表と違う何かを持っている

アジアカップはグループステージが終了。

森保ジャパンは全勝の勝ち点9で首位通過を果たしました。

3試合とも相手優勢の展開で進みましたが最後はきっちり勝ち点3を獲得。

私だけの印象なのかもしれませんが、不思議な強さを感じます。

3試合の内2試合は逆転勝ち。

オマーン戦も運を味方にした勝利。

過去の代表チームになかったしぶとさ、したたかさが備わっているように見えます。

アジアカップ直前になって主力選手に怪我が重なり黄金のトロイカも組めない状況。

それでも勝ち点9は、結果が求められる公式戦としては十分合格でしょう。

首位通過をかけたウズベキスタン戦。

後半10分あたりから、日本代表はズドーン、ズドーン、ズドーンとシュートの嵐。

その流れの中で最後塩谷のスーパーゴールが決まりました。

これだけシュートにこだわる日本代表は記憶になく、見ていて新鮮でした。

後半41分、ハシモフの強烈なミドルシュートも197cm長身キーパーのシュミットがスーパーセーブ。

これは素晴らしかったですね。

お互いメンバーを入れ替えて挑んだ試合ですが、試合前には移動距離や相手関係を比較して2位通過の方がメリットがあるような報道もありました。

しかしそんな計算は両チームアウトオブガンチューでしたね。

たとえ相手がどこになっても、少々移動距離が長くなっても、そんなことで不利を感じるようなやわな考えでは世界を相手に戦えるはずもない。

そういう事なのでしょう。

アジア王者奪回を目指すサムライブルーは堂々と戦い首位通過を決めました。

日本代表が入る山にはイラン、ヨルダン、サウジ、中国。

別の山にオーストラリア、韓国、ウズベクカタールにザック率いるUAEなど。

結局おなじみの顔ぶれが決勝トーナメントに進出してきました。

日本代表トーナメント初戦はグループ2位のサウジ。

伝統的にサウジには相性が良いですが、最近のサウジは強いです。

勝ち上がってもヨルダン、イランなど中東勢との対戦が続きます。

真価を問われるのはこれからですが、私は森保ジャパンの不思議な強さに対し、結局どこも乗り越えられないのではと考えています。

楽観的に過ぎるでしょうか。

会見を見て救われた 横綱稀勢の里引退 新時代に向けて後を追いかける力士の登場を切望する

昨日引退を発表した横綱稀勢の里

3日目の夜に親方に引退の報告をしていたんですね。

もうこれは、誰が見ても難しいと判断出来ましたからね。

思えば、なぜ怪我をした翌場所強行出場したのか・・・。

さらにいろいろと思いはありましたが、引退会見での

「一片の悔いもございません・・・」

など、記者の質問に対する受けごたえを見たら、もうそんなこと言っても、これは稀勢の里が決めた道だと私自身も吹っ切れました。

ほんとうに誰からも愛された横綱だったんですね。

エレベーター力士が多い中で安定した強さは群を抜いてました。

大関時代の勝率や準優勝の回数がそれを表していると思います。

それがここ一番の弱さにつながっていたこともありますが・・・(汗)

しかし最終的に横綱になったんですから。

昇進時に早すぎるという人もいましたが、新横綱の場所で土俵人生を狂わす大けがを負いましたが、それまでの強さは盤石でしたからね。

怪我が無ければもっと強い横綱として君臨できたかと思うと残念ですが、それも人生。

「一片の悔いもない」

逆読みすることも出来ますが、今はこの言葉を信じます。

 

さて、稀勢の里が引退。

白鵬は出場すれば合格の成績を残していますが、身体はボロボロでしょう。

鶴竜も頑張っていますが時間の問題。

他のスポーツでは新時代に向けてニューヒーローが出現しています。

大相撲こそ正に新旧交代の絶好機。

若手力士はいつ頑張るの!

今でしょ!(またこれ)

それなのに横綱に最も近い地位にる大関の不甲斐なさ。

といっても、豪栄道栃ノ心も年齢的には交代される側なのかもしれません。

高安はインフルエンザの影響が残っているんでしょうか。

千載一遇のチャンスですが、この機を活かせるかどうかは、運も大きな要素ですね。

見たくないのがエレベーター力士。

番付が上がると大負けし、

番付が下がると大勝ち、

おまえわざとやってるのかって言いたくなります。

頼むから誰か突き出てきてください。

貴景勝、御嶽海、阿武咲、阿炎、逸ノ城・・・。

 この中に候補が居るのか、それとも全く違う力士が突き出てくるのか。

ニューヒーロー誕生を期待します。

稀勢の里 自ら明確な(引き際の)ラインを持たなければ駄目だと思う

横綱稀勢の里、進退をかけた大相撲初場所

結果は残酷です。

思いもよらなかった3連敗。

先場所が4連敗で休場。

秋場所千秋楽で敗れてから横綱ワーストの8連敗(不戦敗除く)

もはやこれまでです。

稀勢の里は今場所どういう覚悟で土俵にあがっているのでしょう。

たとえば、序盤の5日間で負けが二つ以上先行したら潔く土俵人生を終える。

そういった分水嶺を自身で決めて今場所に臨むべきではないでしょうか、普通。

しかし稀勢関からそういった覚悟が見えないのはどういうことでしょう。

私は個人的考えとして、もう今日で終わりにした方が良いと思います。

これ以上良くなることは難しい。

そう思わざるを得ません。

よくやりましたよ。

普通、この1年の状態を見れば、もっとバッシングが起きてもおかしくないです。

それがこの段階になっても聞くに堪えないような非難は出ていません。

それだけ稀勢の里相撲ファンから愛されています。

明日の朝引退を発表したとしても稀勢の里を責めるひとはほとんどいないでしょう。

19年ぶりの日本人横綱

横綱で迎えた春場所での劇的な優勝。

その時の大きすぎる代償。

よくやりました。

もういいでしょう。

記憶に残る横綱であることは間違いありません。