アジアカップはグループステージが終了。
森保ジャパンは全勝の勝ち点9で首位通過を果たしました。
3試合とも相手優勢の展開で進みましたが最後はきっちり勝ち点3を獲得。
私だけの印象なのかもしれませんが、不思議な強さを感じます。
3試合の内2試合は逆転勝ち。
オマーン戦も運を味方にした勝利。
過去の代表チームになかったしぶとさ、したたかさが備わっているように見えます。
アジアカップ直前になって主力選手に怪我が重なり黄金のトロイカも組めない状況。
それでも勝ち点9は、結果が求められる公式戦としては十分合格でしょう。
首位通過をかけたウズベキスタン戦。
後半10分あたりから、日本代表はズドーン、ズドーン、ズドーンとシュートの嵐。
その流れの中で最後塩谷のスーパーゴールが決まりました。
これだけシュートにこだわる日本代表は記憶になく、見ていて新鮮でした。
後半41分、ハシモフの強烈なミドルシュートも197cm長身キーパーのシュミットがスーパーセーブ。
これは素晴らしかったですね。
お互いメンバーを入れ替えて挑んだ試合ですが、試合前には移動距離や相手関係を比較して2位通過の方がメリットがあるような報道もありました。
しかしそんな計算は両チームアウトオブガンチューでしたね。
たとえ相手がどこになっても、少々移動距離が長くなっても、そんなことで不利を感じるようなやわな考えでは世界を相手に戦えるはずもない。
そういう事なのでしょう。
アジア王者奪回を目指すサムライブルーは堂々と戦い首位通過を決めました。
日本代表が入る山にはイラン、ヨルダン、サウジ、中国。
別の山にオーストラリア、韓国、ウズベク、カタールにザック率いるUAEなど。
結局おなじみの顔ぶれが決勝トーナメントに進出してきました。
日本代表トーナメント初戦はグループ2位のサウジ。
伝統的にサウジには相性が良いですが、最近のサウジは強いです。
勝ち上がってもヨルダン、イランなど中東勢との対戦が続きます。
真価を問われるのはこれからですが、私は森保ジャパンの不思議な強さに対し、結局どこも乗り越えられないのではと考えています。
楽観的に過ぎるでしょうか。