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Wカップ雑感⑤ かつてこれほどたくましい日本代表はなかった

グループステージH組2巡目。

コロンビアに勝って勝ち点3をあげた日本はセネガルと正念場の戦い。

下馬評では、初戦で鮮烈な印象を残し、体格面でも圧倒的なセネガル有利の声が大勢でした。

しかし何の何の、日本代表は途中相手を圧倒する場面もあって、勝っていても全然おかしくないような健闘を見せてくれました。

展開としてはご存知のようにリードを許し、その後追いつく展開で2対2のドロー。

勝つことは出来ませんでしたが貴重な勝ち点1を獲得しました。

試合を見た人なら、勝てなかったことを残念に思う向きもあると思いますが、考えてもみてください。

大会前に3戦3敗と予想する人が大半を占め、アンケートでも95%もの人が予選突破出来ないという前評判の中で、これだけ感動を呼ぶ試合を見せてくれるだけで大、大、大満足ではないでしょうか。

確かに相変わらず決定的なチャンスを物にする力は、強豪国に比べ至りませんが、試合ぶりは魅力あふれるものです。

あくまで個人的な意見ですが、ロナウドだけがエラ目立ちしているポーランドや、メッシを活かしきれないアルゼンチンより、余程日本代表の方が魅力にあふれています。

選手間の意思疎通が上手く行ってるのがわかりますし、西野監督の采配がズバズバ当たっているのも、監督と選手のコミュニケーションが機能している証明でしょう。

試合後の各選手のインタビューを聞いていても冷静な受けごたえ。

かつてこれほど頼もしい日本代表チームがあったでしょうか。

3戦目は予選突破がなくなりモチベーションが下がっているポーランド

むろんポーランドもプライドにかけて全力で向かってくるでしょうが、今の日本代表なら緊張したり、大一番で力を出し切れないことはないでしょう。

早くに点を取れれば、相手が戦意喪失に陥る事さえ考えられます。

3戦目が待ち遠しいですね!