4年に一度のアジアカップ。
開催地はアラブ首長国連邦。
時折アザーン(多分)が聞こえるスタジアムは独特の雰囲気です。
世間の評判を一気に覆らせたロシアでの日本代表の活躍は記憶に新しいです。
その余韻が抜けない状態の中、生まれた新生森保ジャパン。
中島、堂安、南野、この黄金のトロイカを中心とするサッカーは素晴らしく魅力的。
今までの代表にない胸の高まりを覚えました。
そんな中迎えた初の公式戦、アジアカップ。
どこかの放送局が掲げる「絶対に負けられない戦い」。
確かにアジア王者の座は他国に渡したくありません。
しかしアジアはWカップと違った難しさに直面します。
グループFの日本は、ウズベキスタン、オマーン、トルクメニスタン。
難しい組です。
しかし難しいのはあくまでウズベク、オマーンがいるからで、トルクメニスタンはそこからは落ちると思っていました。
いやいや、これがなかなかどうして。
正に百聞は一見に如かず。
スピードはある。
ゴール前の飛び込みはキレッキレ。
キックは豪快。
先制点アマノフのミドルは権田が油断していたとは言えスーパーゴール。
完全にトルクメニスタンのペースで試合が進みます。
前半は結局この1点のみで終了。
挑戦者として日本に向かってくるトルクメニスタンは、Wカップで日本がコロンビアに、ベルギーに向っていった、それそのものでした。
チャレンジャーとして失うものの無い状態で向かってくるトルクメニスタン。
それでも後半大迫が決めてくれました。
やっぱり半端なかった大迫勇也。
日本代表を救いました。
トロイカの一人堂安が史上最年少得点で、結果相手を強引にねじ伏せましたね。
親善試合で見せたビューティフルサッカーでは決してありませんでしたが、相手を強引にねじ伏せて勝ち点3を獲得出来る逞しさは過去になかった強さです。
次戦はオマーン。
報道によると大迫が臀部痛再発で出場が危ぶまれるとのこと。
フル出場は難しいと思いますが、こういった難局を乗り越えていかないと世界を相手に戦っていくことは出来ません。
ウズベクはもっと強い。
いみじくも大迫がトルクメニスタン戦で語った言葉。
「僕らはきれいにサッカーをしていては勝てないと話し合いましたし、もっともっとゴールに向かうプレーをしようと話しました。」
オマーン戦に勝って決勝トーナメント進出を決めましょう。