森保ジャパンA代表デビュー戦2試合の開催地が北海道と大阪。
偶然にせよ地震と台風の影響を受けた場所。
北海道は中止。
やむを得ません。
試合をやれる状況では全くありません。
森保監督は当然2試合で、新メンバーがどのようなパフォーマンスを見せられるのか確認したかったでしょう。
それが大阪での1試合だけになり、やりづらい面も多かったと思います。
しかし新生サムライブルーは素晴らしかった。
想像をはるかに超えるパフォーマンスで驚かせてくれました。
フレッシュなメンバーが躍動しましたね。
ロシアワールドカップで世界から称賛された戦い。
間違いなく日本サッカー界に来ている流れ。
そんな中、男子新代表の船出ということで戦いぶりが多いに注目されましたが、あんなに魅力あふれるサッカーを見せてくれるとは・・・。
コスタリカの出来がベストでなかったとしても、今後に大きな期待が持てる内容。
リズム感あふれる攻撃の連続でコスタリカを翻弄しました。
タメを作らず素早くボールを回すので、相手は組織的な守備が出来ません。
見ていてワクワクするサッカー。
これは、そう、セクシーサッカーです。
選手権で野洲高校が披露したセクシーサッカー。
新生日本代表が見せてくれたサッカーは、正に新!セクシーサッカーでした。
特に中島の変幻自在の動きは創造性にあふれ、彼がボールを持つだけで、観客は期待を膨らませ大きな歓声が起こりました。
選手交代でピッチから出るときの満足感あふれる表情。
かなりの手応えを感じたのでしょう。
ベンチの選手も観衆もハイタッチと大きな拍手で中島を迎えていました。
その他の若手海外組、堂安、遠藤、南野らもキレキレのピッチピチ。
たとえビッグクラブでなくても、試合出場機会の多い選手ならしっかり結果を出してくるということでしょう。
Jリーガーも海外行くなら、出場機会が多くチームに好影響を与えられる場所を求めるべきです。
Jリーグ組も最後、伊東が自らドリブルで持ち込み見事な得点。
何かこれ以上ないスタートを切ることが出来ましたね。
試合前は期待と不安が半々でした。
しかし結果は森保ジャパン最高の船出。
今回のメンバーでWカップの試合に出たのは槙野だけ。
今後は、招集を見送られたロシア主力組と若手との間で熾烈な競争が始まります。
若手とベテランの融合が、さらに面白いサッカーを見せてくれそうな期待。
どこの国とも違う、世界に通用する攻撃的な日本サッカーの誕生が期待できます。