影無茶のスポーツ24/7

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サッカー日本代表 激しいブーイングは絶対必要だが最後まで応援することはもっと必要

W杯本番前の壮行試合。

代表チームの晴れ姿を目に焼き付けて大盛り上がりで選手を見送る・・・。

そういった理想とはかけ離れた結果となりました。

おとなしいと言われる日本のサポーターもさすがにブーイングの嵐。

このブーイングは、もちろん結果を出せない選手、監督たちへの不満の表明ですが、その根底にはハリルホジッチ更迭への非難の気持ちがベースになっているファン、サポーターも多かったのでないでしょうか。

個人的には以前から書いていますがハリルホジッチ解任を支持しています。

本当は手倉森ジャパン誕生を希望しましたが西野監督だったので複雑な気持ちでした。

代表候補27人を見た時も、新鮮味が無いことに何とも言えない感覚に襲われました。

多くのファンが同様な思いを持ったのではと推測します。

それで昨日の結果ですからブーイングが発生するのは必然でした。

 

ですが、勝つに越したことはありませんが、壮行試合は壮行試合。

本番はこれからです。

両ウイング、長友、原口を起点とした攻撃はゴールには結び付きませんでしたが、シュートまで持っていける形は出来ていました。

相手が強化される本番ではチャンスは限られてきますが、その少ないチャンスを決めることが出来れば勝機が生まれます。

あるアンケートによると92%の人が日本代表は予選突破出来ないと答えています。

この期待されてない感はある意味すごいです。

もう開き直るしかありません。

プライドだけ高くても結果はついてきません。

私は西野ジャパンの代表候補を見て、結果がどうであれW杯終了後に全ての人事を刷新する決意なんだと思うようになりました。

これは本田、香川、岡崎、川島・・・達、歴戦の勇士も含めて。

なりふり構わず勝ちにこだわって本戦に臨む覚悟と見ました。

将来、日本サッカー界の歴史を語るにおいて、ロシア前、ロシア後という風に位置付けられるようになると思います。

西野監督と言えばマイアミの奇跡

一部選手の反発を受けながらブラジル戦で守備的布陣を敷き、圧倒的攻撃に耐えて数少ないチャンスを活かして勝利したあの試合。

本来攻撃的サッカーを遂行する西野監督ですが、相手によって戦術を変えられる。

W杯本戦でもベテランと心中するつもりで、ブラジル戦で見せた勝つことにこだわる戦術を採る気がしています。

選手を育てる時間などありません。

采配とそれについてくる選手たちで頑張るしかないのです。

現在の状況では華麗にパスをつなぎながらゴールを目指すサッカーでは勝てません。

面白くないサッカーと言われても勝ちにこだわる。

それしか予選突破の道はないでしょう。

ブーイングをして見捨ててしまうのではなく、最後まで応援する。

その気持ちを忘れないようにしたいです。