Wカップを直前に控えての正に電撃解任。
「ハリルホジッチでは勝てない」「解任すべき」との声が絶えませんでしたが、協会はついに決断を下した訳です。
代表監督を解任した方が良いという声は、誰の時代にもありました。
しかし日本流というか、監督交代は勝敗と関係ない事情以外では、フランスW杯予選で加茂監督を更迭し岡田を監督に昇格させて1件だけではないでしょうか。
今回はW杯出場も決まり、本戦まであと僅かというこの時期。
私は正直このままでW杯を戦うのだろうと考えていました。
ハリルホジッチの戦術は戦術を持たないことが戦術で、相手によって戦い方を変幻自在に変えていくことをベースにしている・・・というのが定説で全開のWカップでは実際にその戦い方でアルジェリアを率いてベスト16に導いた実績は燦然と輝くものです。
ですので、たとえテストマッチの結果が悪くても本戦では何らかの結果をだしてくれるとも思っていました。
しかし協会が選手にヒヤリングをした結果として出した結論ということですから、よほどチーム内の状態が悪かったんだと思います。
今回の遠征でマリとウクライナ戦でのあまりに不甲斐ない戦いぶりも解任に動くきっかけとなったのでしょう。
日本人には毎回戦術を変える大雑把な戦い方より、戦術を決めて、それに従って試合を進める方が合っていたのかもしれません。
報道ではこの時期の解任に本戦への不安を謳っている物もありますが、それは心配しなくて良いでしょう。
指導者のタイプは育てることに長けている人もいれば、采配に長ける人もいます。
そういう人を後任にすれば良いわけですから。
何人か声が出ていますが、私は手倉森昇格がベストだと思います。
コーチとして帯同していたので、選手たちと触れ合う機会も多いわけですし、彼ならば采配面でも全く問題ないでしょう。
間違っても責任を取ってハリルと一緒に辞任することだけはやめて欲しいです。
岡ちゃん?
2万%受けないでしょう。(笑)
いずれにしても今回の協会の勇気ある決断は結果がどうであれ評価します。
ストイコビッチは今何処?