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東京オリンピック 感じたことをそのままに② 侍ジャパン久保の閃光シュートで勝ち点3

今日はいよいよ開会式。

8年前、当時のIOCロゲ会長が「トーキョ」と開催決定国を読み上げたのがついこの前のように思える。

リオ五輪閉会式でのセレモニー「Rio to Tokyo」は素晴らしい出来栄えだった。

どれだけ期待を持って東京2020を待ちわびたことか。

競技はもちろんだが、開会式のパフォーマンスにこれだけ期待が集まったことはかつてなかった。

しかし状況が一変。

誰がこんな開会式を予想しただろう。

コロナ禍による1年延期があったにしても、当初の運営スタッフのほとんどが退陣。

代わって着任した開会式運営スタッフの中心人物が開幕直前に次々と辞任、解任。

見事なまでのずっこけぶりだ。

いったいどうしたらこんなグダグダな状態になるのか。

開会式はどうやら挙行されるようだが、どう取り繕うのか逆に見てみたい。

テレビ観戦後、率直な感想を書こうと思っている。

その前にサッカー男子代表「SAMURAI BLUE」の登場だ。

■男子サッカー グループA 日本ー南アフリカ

対戦相手の南アフリカ選手のPCR検査判定結果次第で開催の有無が決まる状況。

試合開始2時間前の18時にようやく試合が行われることが発表される異常事態。

日本選手は当然試合をする前提で気持ちを作っていただろうが、そうであっても心理状態は微妙だったと推測する。

そういう事もあって、立ち上がりを心配したがそれは全く杞憂に終わった。

日本選手は動きがよく、パスも綺麗につながり相手陣内にどんどん攻め入る。

ボールポゼッションも日本が6割近く保持。

南アフリカがボールを持ってもすぐに日本がボールを奪い取り相手ゴール前に詰める。

そういった状況が延々と続く。

しかし南アフリカの黄色いユニフォームが分厚くゴール前に集まってきてシュートラインを消していく。

こうなるとなかなか点は取れない。

中央からの突破は難しく、サイドからゴール前にボールを蹴りこむシーンが目立つ。

惜しいシュートもあったが、オフサイド、枠外し、キーパー正面、キーパー好守などで点が取れない。

逆に前半終了間際には南アフリカのカウンターで一瞬ヒヤリとする場面も。

後半に入っても同じような展開が続く。

前半では気持ちにゆとりが見えた日本選手も明らかにイライラしてきている。

その上レフェリーの笛が明らかに南アフリカ寄りで、雰囲気が怪しくなってきた。

このピンチを助けたのが久保建英だ。

右サイドでボールを受けて一歩二歩とドリブルで中央に寄り左足からシュート一閃。

これがまた低くて力強く、久保の気合が乗り移ったかのようなシュート。

好守を続けていたキーパー、どうすることも出来ず、ボールはゴールポストに跳ね返ってネットを揺らした。

この男やはり只物ではない。

こうした力強いシュートも打てるが、柔らかいタッチでボールを浮かしてパス相手の身体の前にふわりと落としたり、左足にボールが吸い付いたようなドリブルを見せたり。

久保の才能がほとばしった試合だったと言えるだろう。

これで勝ち点3。

直前の試合でメキシコがフランスに4対1と大勝。

次戦はこのメキシコと対戦。

早くも大一番を迎える。

日本は三苫と富安がベンチに入っていなかった。

今大会選手交代枠が5名あるが、今日の先発陣と途中で入ってきた選手とは相性の問題もあるのかもしれないが、少し力の差があるように思えた。

やはり三苫、富安の存在は大きく、調整が上手くいってるのか心配だ。

 

最後少しだけ女子ソフトについて。

今日も例によって上野が先発。

39歳の誕生日を迎えたとのことだが、昨日からの連投。

昨日も書いたが上野にどれだけ負担をかけ続けるのか。

最後に弱冠二十歳の後藤投手がメキシコの後続を抑え、チームもサヨナラ勝ち。

昨日上野への依存度高すぎて若手育っていないと書いたが、後藤のような活きの良い投手が居るならもっと早くから投げさせるべきだ。

いずれにしても優勝に向かって、選手層を厚くしておかねばならない。

次は25日イタリア戦だ。

 

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