この前の宝塚記念の記事でも書かせていただいたが、3日間テレビもパソコンも見ていなかった。
今日ジャイアンツが勝ってタイガースが負けて再び首位が入れ替わったというのもニュースで知った。
澤村が完封勝利というのも嬉しい出来事だが、完封勝利は杉内についでようやく二人目というのは驚きだ。
これでジャイアンツは60試合を消化して35勝22敗3分勝率.607でタイガースを抑えかろうじて首位だ。
開幕ダッシュに成功したジャイアンツにここまで急ブレーキがかかるとは思ってもみなかったが、では昨年はどうだったかと記録を見ると、32勝23敗5分とさほど変わらない星勘定だった。
もっとも昨年は3.4月が9勝13敗2分と大きく出遅れ、5月に16勝4敗3分と驚異的な勝率だったので、今年とは全くチーム事情が違っているのだが・・・。
昨年の最終成績は86勝43敗15分でぶっちぎり優勝となった訳で残り84試合を54勝20敗10分、実に7割を超える勝率で駆け抜けた事になる。
(昨年は3時間を超えて新しいイニングに入らないので引き分けがやたら多いが)
ちなみに2位タイガースは昨年60試合消化時点で26勝27敗7分と一つ負け越し。
最終成績55勝75敗4分と大きく崩れた。
今年、ここまで、何人かの新戦力は居るが、よくぞここまで戦力を立て直してきたと驚くしかない。
そこで最終的にジャイアンツは今年何勝程度可能なのかという事を考えてみた。
昨年とチームのバイオリズムは全然違う感じなのだが、投手陣が立ち直ってくると仮定して、さらに昨年のように引き分けは多発しないと考え、残り84試合を52勝27敗5分勝率.658で乗り切るとした。
最終成績87勝49杯8分の勝率.639。
本来なら充分首位を狙える場所にある。
この数字は決して無茶な数字ではないはずだ。
問題はタイガースがどこまで喰らいついてくるかだ。
ジャイアンツの上記の数字を上回るには、残り84試合をたとえば54勝27敗3分で最終89勝50敗5分勝率.640となりジャイアンツを上回る。
単なる机上の空論ではあるが、一つの目安としてジャイアンツは87勝あたりを狙っていってそれにいくつ上積みが出来るかという所がポイントだろう。
昨年の後半の負けないぶりなら決して無茶な数字ではないはずだ。
対してタイガースは今の勢いをいつまで続けられる事が出来るのか。
勢いが半端ないのでそのまま走り続ける事も考えられるが、僅か1年前の後退していくタイガースを知っているだけにいくら選手が変わったからと言ってそんなに好調期間が長く続くのか?という疑問もある。
両チームとも投手が良く、大崩れしにくいので、最後は経験値と勝利への執念のぶつかり合いになるだろう。
カープを含めた三つ巴の戦いからめを話せない。