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【日刊ベースボール】斉藤祐樹投手362日ぶり登板!大きな前進

362日ぶりに日本ハム斉藤祐樹がマウンドに帰ってきた。

結果は出なかったが、投げる事が出来ただけで充分だ。

投げた後に問題がなければいよいよ来季に向けて復活への道を踏み出す事が出来る。

昨年斉藤はキャンプから球速をあげる事に重点を置いて身体づくりに取り組んでいたように思う。

その為微妙なコントロールが犠牲になったのではないだろうか。

昨年の104イニング投げて与四死球50はいくらなんでも多すぎる。

彼の信条は打者の心理を読み相手の裏をかくクレバーな投球術である。

そのピッチングが披露できなかったのは四球の多さ、すなわちコントロールが悪かったからに他ならない。

今年のオフはまずは身体のケアを第一にするのは当然だが、同時にコントロールに磨きをかける事に専念して欲しい。

それこそ徹底的に。

本人は言われるのが嫌だろうが世代トップとして君臨した証明であるハンカチ世代という冠。

このまま終わる訳にはいかない。

遥か前を走る田中投手に追い付く気構えを見せてくれ。

来シーズン日本一打てそうで打てない投手としてマウンドに帰ってきて欲しい。

そう願う今日この頃である。