落合GMが就任し、早くも精力的にチーム編成に動き出しているようだ。
谷繁監督も来季への抱負を語るなど、ストープリーグの話題はもはやドラゴンズが独占だ。
確かに落合GMが作るチームはたいそう魅力的に思える。
間違いなく来季は優勝を狙えるチームに変貌するだろう。
しかし、冷静になって考えると、ドラゴンズというチームのトップはやはり地元出身者が勤めるのが一番良いのではと感じる。
落合、谷繁両氏とも、出身は秋田、広島だ。
入閣が予想される森コーチは千葉県だ。
現コーチ陣の内、近藤、彦野、平野、長谷部の愛知県出身者もコーチ陣刷新の可能性が高く、球団を離れる可能性が高い。
私は愛知県の方を何人も知っているが、皆こだわりが凄い。
普通なら流してしまう部分でも疑問を持って追及し、自分が納得するまで質問をしつづける。
もちろん世の中にそんな方は数え切れないほどいるだろうが、その率が高いような気がする。
そういった強いこだわりが東海圏経済の超優良化にも寄与していたように思うのだ。
前回落合監督が強いチームを作り上げても、ファンの中でさえ否定的な人が多かったのは、何かしら氏のチーム作りに納得出来ないところがあったんだろう。
地元のファンの方のドラゴンズに対する熱い思い、こだわりがそういう思いを起こさせたのだろう。
ただ強ければいいってもんじゃないという声が聞こえてきそうだ。
落合GMなら間違いなく実績を残していくだろう事は想像出来る。
ただそうなるとこれから10年近くはこの体制が続く事になる。
長い目でみた場合、オラが町のチームを造る時、監督は地元出身者という選択が必要ではないだろうか。
イチロー、山﨑、岩瀬、稲葉、工藤、赤星。
候補はいくらでもいると思うんだが・・・。
愛知県出身のドラゴンズ監督は投手分業制のパイオニア故近藤貞雄氏以来出ていない。
※訂正させていただきます
本文で愛知出身の監督は近藤貞雄氏と記しましたが、ご指摘いただいたので訂正致します。
正しくはあの「かっぱえびせん」と言われた故山内一弘氏が最後です。
ご指摘ありがとうございます。